【E3 2009】Wiiリモコンで火災を鎮火せよ!『ファイアーファイター』プレイレポート

E3会場正面には消防車・・・何事か!?と思いきやこれは中堅パブリッシャー、Crave Entertainmentの仕業。同社は今回のE3で、消防士をテーマにしたアクションゲーム『Real Heroes: Fire Fighter』を大々的に出展しています。

任天堂 Wii
Real Heroes: Firefighter
Real Heroes: Firefighter 全 17 枚 拡大写真
E3会場正面には消防車・・・何事か!?と思いきやこれは中堅パブリッシャー、Crave Entertainmentの仕業。同社は今回のE3で、消防士をテーマにしたアクションゲーム『Real Heroes: Fire Fighter』を大々的に出展しています。

消防車と可愛いお姉さん


『Real Heroes: Fire Fighter』は火災を鎮火していくアクションゲームです。ゲームはミッション選択型で、ある消防署が過去に体験してきた火災現場を選択してプレイしていきます。現場やシチュエーションは様々で、単に建物が燃えているだけでなく、化学物質の危険があったり、動いている工場の設備を止める必要があったりする現場もあります。開発元のEpicenter Studiosの「Thinking Fire」技術により、同じ火は2度と見られないリアルな動きが再現されています(と彼らは主張しています)。

燃え盛る現場


操作は『メトロイドプライム』のような一般的なFPSタイプで、Wiiリモコンとヌンチャクでの操作になります。スティックで移動して、Bボタンで放水します。装備は放水するためのホースだけでなく、ちょっとした火を消すための消化器や、物を破壊するための斧なども持っています。装備の切り替えは十字キーの各ボタンで行います。

ミッションを選択してゲームを始めてみます。進む先には炎が燃え盛っています。この動きがリアルかどうかはともかく、放水すると消えていきます。今までにない消火ゲームですが、この火を消す感覚は面白いかもしれません。プレイ中には次々に指令が舞い込んできます。「逃げ遅れている人のためにこの建物を消火しろ」「消火して通り道を確保しろ」「電気系統を切断しろ」「化学物質を排除しろ」…などなど。炎を消すだけでなく、物を壊したり、電源を切ったり、軽い謎解き要素もあります。行くべき方向は指し示してくれるので親切です。1つ1つこなしながらミッションコンプリートを目指しましょう。



グラフィックも操作性もそんなに褒められたものではありませんが、消防士というテーマと、放水して炎を消すというアクションがなかなか面白く好印象でした。日本での発売は予定されていませんが、Wiiウェアでコンパクトにまとめて配信とか誰かやってくれませんかね?

《土本学》

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