書いた文字がアイテムになる『Scribblenauts』は2万以上の単語を認識
タッチスクリーンに書いた単語がゲーム内で実体化する『Scribblenauts』。様々な賞を受賞するなど前評判も高い注目作ですが、どれだけの単語を認識するのでしょうか。
任天堂
DS
『Scribblenauts』はニンテンドーDS用のアクションゲーム。タッチスクリーンに書いた単語がアイテムとして出現するのが特徴で、「LADDER」と書いて出現したハシゴを昇ったり、「CAR」で呼び出した車に乗り込むなど、単語と攻略が密接に結びついています。
開発したのは『ドローン トゥ ライフ 〜神様のマリオネット〜』『ロックス・クエスト〜新米アーキニアの百日戦争』などで知られる5TH Cell。9月15日の発売に併せてニンテンドーワールドストアでイベントも開催されるなど、北米では既に盛り上がりを見せているようです。
『Scribblenauts』を解析したと主張するハッカーによれば22802語を認識するとのことですが、同作を手がけたリードデザイナーのJeremiah Slaczka氏は、ゲームがもっと多くの単語を認識すると語ります。
「リークしたハッカーは何も分かってない。もっと多くの単語があるんだ」とSlaczka氏は海外サイトFastCompanyにコメントしています。
「子犬シミュレーターや脳トレを作りたくなかった」というSlaczka氏。これらの単語は6人のスタッフがWikipediaや百科事典を総ざらいした結果であり、氏が最後に付け加えたのは「Low Rider」(豪華にカスタムした中古車)だったとのこと。
ニンテンドーDSの特性とユニークなアイデアが結びついた『Scribblenauts』、北米での売れ行きも気に掛かりますが、是非とも日本語版を遊びたいという人も多いのではないでしょうか。
《水口真》