37%のWiiゲームがレビューされないまま-Wiiゲームの品質に影響は?
海外ゲームサイトINDUSTRYGAMERSは「EEDARレビュースコア」において37%のWii用ゲームがレビューされないままであるとする調査結果を発表しました。
任天堂
Wii
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「EEDARレビュースコア」は米国の調査会社EEDAR(Electronic Entertainment Design and Research)が集計しているレビュー点数。集計対象となるには3つ以上のレビューが存在することが必要となります。
2008年及び2009年の1~6月にレビューがないソフトのパーセンテージは以下の通り。
・Wii
2008年:25%
2009年:39%
・プレイステーション3
2008年:2%
2009年:9%
・Xbox360
2008年:0%
2009年:3%
他機種に比べ、Wii用ゲームにレビューがない割合が高いことが数値となって現れています。
同社のアナリストであるJesse Divnich 氏によれば、レビューがないゲームはカジュアル層向けのタイトルとのこと。
氏はカジュアル層向けタイトルはプレイステーション3やXbox360においてもレビューが存在しないと指摘。Wii用ゲームの「EEDARレビュースコア」が一年間で60点から66点に上昇したことを例に挙げ、「Wii用ゲームの品質は向上している」と結論づけました。
また、プレイステーション3やXbox360においてもカジュアル層向けタイトルが増加することにより、レビューが存在しないゲームの数が増加するとしています。
海外では「Wii用ゲームの売れ行きはゲームレビューの点数とは無関係」とする説も囁かれています。Wiiはゲームをレビューする人々とは異なった層にアピールしているのも確かですが、37%というのは少なくない値なのではないでしょうか。
《水口真》
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