『戦国無双3』発売記念イベントで明かされた裏技とは?
12月3日は注目のWii用ゲーム『戦国無双3』の発売日。
任天堂
Wii
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東京・池袋のヤマダ電機LABI1モバイルドリーム館では発売記念イベントが行われました。
『戦国無双3』のプロデューサーである鯉沼久史氏と歴史アイドル(歴ドル)の小日向えりさんが登場、開発秘話なども披露される充実の催しとなりました。
当日は雨が降る悪天候ながらも、鯉沼氏の「『戦国無双2』の発売記念イベントの際はもっとひどい天候だった」とポジティブ志向な挨拶でイベントは開幕。小日向さんがヒロインの一人「お市」のコスプレで登場すると場が華やぎます。
鯉沼氏は自らが手がけた『戦国無双3』に関し「集大成であり、関ヶ原の若武者たちの物語」と語ります。『戦国無双3』では天下分け目の戦いである関ヶ原の合戦をメインに全てのドラマが「絆」をテーマとしているとのこと。味方同士だった武将が袂を分かって戦うという展開もあるそうで、武将ファンには見逃せない物語となりそうです。
『戦国無双3』で話題となっているのは「村雨城」モード。1986年にファミコンのディスクシステム用として発売された『謎の村雨城』をモチーフとした「アクションアドベンチャー的モード」(鯉沼氏)です。
「村雨城」モードは鯉沼氏がかつて「個人的に『謎の村雨城』を遊んでいた」ことから実現したとのこと。当初は武器を強化するための素材集めの場だったものが、開発に熱が入ってしまい「無双で遊ぶ『謎の村雨城』になった」(鯉沼氏)そうです。
『戦国無双』の「無限城」、『戦国無双2』の「双六」のような「遊びのモード」ではあるものの難易度は高く設定されており、「上達した自分を試す場所として遊んで欲しいですね」とのこと。
小日向さんはイベントに先立って「甲斐姫」のお墓にお参りし、「『戦国無双3』のキャラクターになりましたよ」と報告してきたといいます。
小日向さんは新キャラクターの中では「甲斐姫」が最も気になるとのことですが、鯉沼氏によれば「関ヶ原の合戦をテーマにするのに、北条家のストーリーに厚みを持たせるために登場させた」キャラクターであるとのこと。
小日向さんは「どの武将がイチオシですか?」との質問に「真田家ファンなので、真田幸村公です」と即答。流石は歴ドル、と会場を唸らせていました。
『戦国無双3』ではGACKTさんの歌うイメージソング「斬~ZAN~」も話題になっていますが、鯉沼氏からは戦闘のBGMを「斬~ZAN~」にする裏技も公開されました。
大河ドラマでGACKTさんが上杉謙信を演じたことにちなみ、「上杉謙信のストーリーモードをクリアした状態で、ブリーフィング画面でXボタンを押す」と「斬~ZAN~」が戦闘BGMとして流れるといいます。鯉沼氏によれば「斬~ZAN~」は元々戦闘シーンでも使えるような曲として作られているとのことですので、ファンの方は試してみてはいかがでしょうか。
その後、特製お守りやカレンダーがもらえるじゃんけん大会が行われ、小日向さんと鯉沼氏からのメッセージでイベントは閉会となりました。
「今日は家に帰ったら早速『戦国無双3』をやろうと思います」(小日向さん)
「発売を延期してしまいすみませんでした。協力プレイなどもあり、シリーズが初めての人でも遊べるようにしていますので、ぜひやってみて下さい」(鯉沼氏)
なお、発売と同時にダウンロードコンテンツ「戦国史」第一章の配信もスタートしています。プレイヤーがオリジナルの武将を作成し、戦国時代の出来事を追体験するという内容です。こちらは全三章、それぞれ5つのシナリオをプレイ可能で、価格は300Wiiポイント(約300円)となっていますので、『戦国無双3』を買った方は試してみるのも面白いのではないでしょうか。
《水口真》
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