英国任天堂「ダウンロード販売はパッケージ販売に取って代わるものではない」

英国任天堂はWiiウェアやDSiウェアといったダウンロードゲームのキャンペーンを開始しています。

任天堂 DS
英国任天堂はWiiウェアやDSiウェアといったダウンロードゲームのキャンペーンを開始しています。

キャンペーンは1月18日にスタートし、三週間にわたってTVCMをはじめとした様々な広告が展開します。

WiiはBBCのオンデマンド番組配信『BBC iPlayer』と『Band Hero』のダウンロードコンテンツ、盆栽の世話をする風変わりなゲーム『Bonsai Barber』をフィーチャー。
ニンテンドーDSiは『カメラもつかえる 日英仏独西伊まとめて単語翻訳辞典』と『ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング』に加えFacebook対応をアピールします。

また、小売店ではニンテンドーポイントのPOSコードとダウンロードゲームの購入法が記載されたリーフレットが配布されるとのこと。

英国任天堂のオンラインマネージャーであるPolly Sherrard氏は「WiiウェアとDSiウェアは小売店に対する驚異ではありません。我々は、ダウンロード配信のゲームが、今日のパッケージ版ゲームに取って代わるものだとは考えていません。『大乱闘スマッシュブラザーズX』や『Wii Fit』の様なゲームは、小売店の環境でのみ最大の効果を発揮するタイトルです。Wiiウェアは小売店と共に歩むものであり、取って代わるものではありません」とコメントしています。

お店に行かなくてもゲームが買えるダウンロード配信は、小売店サイドからは警戒されがち。
しかし、メーカー側から「通常のパッケージ販売とダウンロード配信のそれぞれに役割がある」と明言されたことは大きく、このキャンペーンが小売店サイドの不安感を和らげる効果が期待されます。

《水口真》

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