「すぐにWiiの在庫を補充できない」-米国でWii不足、任天堂がコメント

年頭のWii不足もなかなかに深刻なようです。

任天堂 Wii
年頭のWii不足もなかなかに深刻なようです。

米国任天堂(任天堂オブアメリカ:NOA)のコーポレートコミュニケーション部門のシニアディレクターであるCharlie Scibetta氏は「すぐにWiiの在庫を補充するというのは難題です。しかし我々はWiiを購入しようとしている消費者に安心してもらうため、できうる限りの全てのことを行っています」とコメントしています。

381万台のWiiが12月に米国で売れており、その後の在庫不足が指摘されています。

在庫不足の問題だけに、海外ゲーマーたちの声にも厳しいものが見られます。
「これは一般的な戦略だ。欲しいと思わせるために、わざと品物を不足させる。そして、それを大きく広報する。そうすると、凄く売れているから品物が不足しているとみんなが思う。80年代のキャベツ畑人形がそうだし、任天堂はゲーム機でずっとこれをやっているんだ」
「Wiiの生産を縮小するように工場に命じたからじゃないのか」
「額面通りには受け取れないね。任天堂って一番古いゲーム機メーカーで、Wiiのライフサイクルはもう4年にもなるのに、ちゃんと供給できてないってこと?信じらんない。1:要求が高すぎる 2:任天堂が無能 要求が高すぎるっていうなら、任天堂のやり方は完全に間違ってるんだよ」
「生産量を増やすのは急には無理なんだよ。時間がかかる」
「マーケティング上の策略なのか、任天堂が使ってるアナリストが悪いのか?」
「去年Wiiが失速したなんて話があったけど、その時に慌てて縮小しすぎたんだ」

NPDグループの調査によりますと、2010年1月もWiiは好調に売れており、まだまだ在庫不足は続くことになりそうです。

《水口真》

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