イケメンと英会話&ロマンス・・・女性ニーズを追求した『ハンサム×English イギリスに恋して』発表会は英国大使館で

ブリティッシュ・イケメンと英語を学ぶ学習ソフト『ハンサム×English イギリスに恋して』(以下『ハンサム×English』)の発表会は、なんと駐日英国大使館で行われました。

任天堂 DS
イケメンと英会話&ロマンス・・・女性ニーズを追求した『ハンサム×English イギリスに恋して』発表会は英国大使館で
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ブリティッシュ・イケメンと英語を学ぶ学習ソフト『ハンサム×English イギリスに恋して』(以下『ハンサム×English』)の発表会は、なんと駐日英国大使館で行われました。

それというのも、このソフトは英国の諸機関の協力の下に制作されているから。公的な文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルが英語を監修、英国政府観光庁が協力し、現代のリアルな英国がゲーム内で再現されているのが特徴です。

駐日英国大使館の広報部長であるサイモン・ウッド氏は「ゲームを通じて現代の英国を体験し、学んだ英語で実際の英国を直接体験して欲しい」と語ります。

開発元である株式会社インテリジェントデザインの杉本和彦取締役 シニアバイスプレジデントは、ターゲットとストーリーのユニークさを強調します。

「ゲームのターゲットは女性です。ニンテンドーDSの英語ソフトを使ったことのある人にやって欲しいですね。『ハンサム×English』には、応用編とでもいうべき英語が収録されています」

『ハンサム×English』が狙うのは女性層。ゲームの主人公を女性記者に設定、イギリスのイケメンたちと取材旅行する・・・というシナリオは主人公と同い年の女性脚本家が担当。パートナーとなる3人にはファッションモデルを起用、更には旅のあちこちでイケメンたちと英会話できるという女性層にアピールする内容となっています。もちろん旅先でのラブロマンスも用意されており、おてんばだった主人公が英国レディに成長していく様が描かれます。

「参考書ではなくストーリーがあるアドベンチャーです。実際に旅行者が直面するようなシチュエーションを用意しています」

英国政府観光庁の協力の下、グローブ・トロッターやウェッジウッドといった一流ブランドの店舗や、イーストロンドンに湖水地方などの観光地が実写で登場。英会話と英国を楽しめる仕上がりとなっているとのこと。

ブリティッシュ・カウンシル 法人教育機関 マネージャーのマイケル・サンダークリフ氏は、「英語が上達する秘訣は楽しみながら学ぶこと。日本の英会話教育のニーズを把握したスタッフが英語を監修しており、現代英国に興味を持って貰える内容になっていると思います。ゲームで英語を学ぶことで、ためらわずに英語が使えるようになるのではないでしょうか。携帯やインターネットで英語を学ぶ層が増えていますので、我々も新しい英語教育に乗り出していきます」とコメント。ゲームと現実とのリンクを強調しました。

インテリジェントデザインの代表取締役 プレジデントである山田政弘氏は『ハンサム×English』のターゲットを20~40代の女性と定義。ゲームショップだけでなく、カフェや大学、旅行代理店といったライフスタイルにあわせた商品展開を行うと発表しました。

『ハンサム×English』の開発にはニンテンドーDSのユーザー層が大きく影響したとのこと。他のゲーム機はティーンの男性主導であるのに対しニンテンドーDSのユーザー層は男女半々。20~40代の男女が「英語を学びたい」という強いニーズを持っているのに加え、「アクティブユーザーは女性の方が多い」という任天堂調査の結果も追い風になったといいます。

山田氏はシリーズの今後に関し、「iPadや電子辞書での展開」「中国や韓国への展開」「米国や欧州を舞台にする」「ファッション、映画、スポーツなどの業種をテーマにする」といった展望を明らかにしました。

50万本を目標としているという『ハンサム×English』、英語、イケメン、旅行、カルチャーによる自分磨き・・・という女性のニーズを盛り込んだ作品となっており、売上が注目されるところです。

《水口真》

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