【E3 2010】カラーパワーを使ったアクションが楽しい『ソニック カラーズ』 ― Wii版とDS版の違いとは

セガの看板キャラクター・ソニック。E3セガブースでもWii向けの最新作『ソニック カラーズ』のプロデューサー飯塚隆氏に話を伺いました。

任天堂 Wii
ソニック カラーズ
ソニック カラーズ 全 10 枚 拡大写真
セガの看板キャラクター・ソニック。E3セガブースでもWii向けの最新作『ソニック カラーズ』のプロデューサー飯塚隆氏に話を伺いました。



『ソニック カラーズ』の舞台はドクター・エッグマンが小惑星を集めて強引に作り上げたテーマパーク。ゲームは状況に応じて2Dと3Dのステージがシームレスに切り替わりながら進んでいきます。

最大の特徴はタイトルにもあるとおり「カラーパワー」を使ったアクション。ステージには小惑星の住民で、ドクター・エッグマンに捕って強制的に働かされている「ウィスプ」がいます。彼らを助けると、その色にちなんだアクションが繰り出せるしくみ。シオンウィスプを助けるとレーザーが使え、敵を一撃で倒せたり、イエローウィスプを助けるとドリルが使えるようになる、という具合です。そう、今度のソニックは地上に加えて地中も駆け回ります。

ちなみにカラーパワーが何色あるかは秘密とのことですが、タイトルロゴにヒントが隠されているとのことです。色とりどりのロゴをみると、最低でも6種類程度は期待できるのではないでしょうか。虹にちなんで7種類かもしれませんね。

ただし、カラーパワーを使わなくてもステージはクリア可能です。もっとも、地中に埋まったリングを取れなかったり、敵がたくさんいて大変だったりと、それなりに大変だとか。それがカラーパワーを使うと、効率よく、楽しく進められる。そこで探索心を発揮して、いろいろなアクションを試してほしいとのこと。発見する喜びが本作のキーコンセプトのようです。

このほか、過去のシリーズで好評だったホーミングアタックも引き継がれています。高速でステージを駆け回りながら、ビシバシビシと敵を連続でなぎ倒していく様は爽快感バツグンです。タイムアタックにも必須のテクニックでしょう。

また、本作ではシリーズで初めてアメリカ人によるシナリオライターが起用されました。そのためユーザーテストでは、ジョークやユーモアがアメリカ向けに好評だったとか。ちなみに日本語版では元シナリオをもとに日本人にはわかりにくい部分が修正されるそうです。



『ソニック カラーズ』は、Wii版のほかにニンテンドーDS版の発売も同時に開発されています。こちらは2画面による2Dアクションで、基本的な設定は同じですが、Wii版とDS版で異なるカラーパワーが存在するとのこと。また、Wii版とDS版ともにプレイヤーキャラクターはソニックのみですが、DS版ではテイルズやナックルズらの存在感がより高まるサブシナリオもあるそうです。

『ソニック カラーズ』は今冬の発売を予定しています。

(C)SEGA

《小野憲史》

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