「みんなが一緒に遊ぶ『ゼルダ』」とは? ― 任天堂のクリエイターが未来像を提示

『ゼルダの伝説』のクリエイターはオンライン要素とDLC(ダウンロードコンテンツ)に関して考慮しているそうです。

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『ゼルダの伝説』のクリエイターはオンライン要素とDLC(ダウンロードコンテンツ)に関して考慮しているそうです。

『ゼルダの伝説』シリーズを手がける任天堂の青沼英二氏は、海外メディアのインタビューにおいて、多人数が共に遊ぶ『ゼルダの伝説』の可能性に関して言及しています。

「みんなが一緒に遊ぶということは僕の心をとらえて離さないテーマですが、これは『ゼルダの伝説』にとってどうするのがベストなのか挑戦し続けることでもあるんです。あるプレイヤーがゲーム世界に影響を及ぼすようなことをすると、それが別のゲーム機に伝えられ、あなたのゲームに新しい要素をもたらす・・・僕はそんなコミュニケーションに本当に興味があるんです」

DLCはオンラインでデータをダウンロードすることでゲームに変化が起こるというもの。各社揃って可能性を検討していますが、『ゼルダの伝説』も例外ではないようです。

「確かに僕たちはDLCについて考えましたし、今も考慮し続けているところです」

オンラインの『ゼルダの伝説』とはいっても、いわゆるMMORPGのように沢山のプレイヤーが集まって遊ぶ・・・という形式にはならない模様。DLCは中古対策としても有望視されていますが、オンラインに接続できないプレイヤーをどうするのかという問題もあり、任天堂流の解答がどういうものになるか気になるところですね。

《水口真》

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