ND CUBE、元ハドソンを中心に『Wii Party』を開発

任天堂と電通が2000年に共同出資し設立された開発会社、ND CUBE(エヌディー・キューブ)ですが、電通が出資を引き揚げた後、現在は元ハドソンのスタッフが中心となり、『Wii Party』の開発を担当したということです。

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任天堂と電通が2000年に共同出資し設立された開発会社、ND CUBE(エヌディー・キューブ)ですが、電通が出資を引き揚げた後、現在は元ハドソンのスタッフが中心となり、『Wii Party』の開発を担当したということです。

ND CUBEは主にゲームボーイアドバンスやゲームキューブ向けのタイトル開発を主眼として任天堂と電通が共同出資(任天堂78%、電通13.3%など)し設立。その後、ベネッセやエイベックス、ギャガなどが参加しました。しかしながら『F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE』『どこでも対局役万アドバンス』を除けば目立った開発タイトルはなく、活動を休止。主要スタッフはライノスタジオを設立し『AFRIKA』(PS3)などを開発しました。

「社長が訊く『Wii Party』」に参加しているND CUBEの西谷衆一郎氏や池田淳氏は元ハドソンで、西谷氏は『マリオパーティ』に初代から、池田氏は『マリオパーティ2』から長年パーティゲームに携わってきたそうです。任天堂側の佐藤浩氏、廣瀬美由貴氏も企画開発部で『マリオパーティ』を担当していたそうです。

ND CUBEには札幌開発部が設置され、社長も元ハドソン代表の遠藤英俊氏が就任するなど、元ハドソンのスタッフが中心となっているようです。

《土本学》

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