カリフォルニアの暴力ゲーム規制、11月に再度対決
カリフォルニアの暴力ゲーム規制に業界団体が反旗を翻しました。
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米業界団体のESA(Entertainment Software Association)とEMA(Entertainment Merchants Association)は、連邦最高裁判所に暴力ゲーム規制法に反対する訴訟事件摘要書を提出したと発表しました。
カリフォルニア州は未成年者に暴力的なゲームの販売及びレンタルを禁止する法律にシュワルツェネッガー知事がサインしました。法律では未成年者への販売やレンタルを行った店舗に対し1000ドル(約8万3000円)の罰金が科せられるほか、暴力ゲームに新たなステッカーを貼付することを要求しています。
同法は様々な議論を巻き起こしましたが、言論の自由を侵害しているとして2度に渡る違憲判決が出ています。
ESAはこうしたゲームが未成年者に悪影響を及ぼす証拠がないと繰り返し主張。78ページにわたる訴訟事件摘要書を提出しています。すでにカリフォルニア州側の訴訟事件摘要書も提出されており、11月に口頭弁論が行われるとされています。
ESAのCEOであるMichael Gallagher氏は同法が憲法に反するものであると指摘、全面対決の構えを見せています。
《水口真》