任天堂は「Wii Vitality Sensor」に関する特許を出願しています。
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「Wii Vitality Sensor」とは指に付けるセンサー。脈拍や血液に含まれる酸素量からリラックスの度合いなどを測れるとされており、特許の書類には、指に光を当てて血液の酸素量を測る仕掛けが解説されています。
こうしたデータをいかにゲームに活かすかが注目されてきましたが、今回提出された特許では呼吸をフィーチャーしたゲームの例が書かれています。
これは「空飛ぶ主人公をコントロールして通路をうまく通り抜ける」というゲーム。
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主人公の帽子(頭部?)は呼吸に連動して上下。息を吐き出すと下へと下がるため、帽子が通路の天井にぶつからないように呼吸していきます。通路の天井のパターンはリラックスした呼吸のそれになっているため、ゲームを進めていくことで自然にリラックスした呼吸になる仕掛け。直接呼吸を計る訳ではありませんが、血液の酸素量を見ることで呼吸のリズムが分かるという訳です。
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今回提出されたのは一例に過ぎないのでしょうが、「Wii Vitality Sensor」の秘密の一端が明かされたといってもいいのではないでしょうか。