【Nintendo World 2011】レベルファイブ日野社長「3D表現からくる没頭感に惚れ込んだ」 ― ステージレポート

レベルファイブはニンテンドー3DSに力を入れており、「NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会」のステージイベントでは6タイトルを紹介しました。

任天堂 3DS
【Nintendo World 2011】レベルファイブ日野社長「3D表現からくる没頭感に惚れ込んだ」 ― ステージレポート
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レベルファイブはニンテンドー3DSに力を入れており、「NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会」のステージイベントでは6タイトルを紹介しました。



■『レイトン教授と奇跡の仮面』



まず1本目は『レイトン教授と奇跡の仮面』。世界累計出荷本数は950万本を記録している『レイトン教授』シリーズ、この数字は最新版ではないので「実際は1000万本くらいになっているのでは?」と日野社長は語ります。

当初ニンテンドーDS向けに制作していましたが、ニンテンドー3DSにプラットフォームを乗り換えて本体と同時に発売されます。



E3で発表されたバージョンから殆ど作り直され、レイトンやルークなどのキャラクターは3Dで描かれるようになりました。ストーリーについては、過去と未来を交差しながら進行します。高校生の頃のレイトンと現在のレイトン、2つの時間軸で進みます。現在のナゾを解くために過去の世界ににヒントがあったりといった仕掛けが用意されているようです。



そしてテーマ曲は松任谷由美さんによる「Mysterious Flower」。「この曲はレイトンをイメージしてレイトンの為に作った曲になっており、内容も音楽も素晴らしく、エンディングの流れるシーンをこの間見ましたが泣けます。ぜひ製品版で遊んでいただけたらと思います」と日野社長。



もう一つの目玉「日刊ナゾ通信」。これは発売日から365日毎日新しいナゾが配信されるというもの。遊び応えあるボリュームになっています。



さらに新システム「きょくげいウサギ」を搭載。これはナゾ解きと絡めてウサギを育てていくゲームです。「犬と猫を育てるゲームが同日に出るということで、犬と猫はやれないのでウサギを育てていきたい。犬と猫、それ以上かもしれな毛のふさふさ感に注目してほしい」とただのオマケではないことを説明しました。

■『ファンタジーライフ』



『マジカルバケーション』や『MOTHER3』などを手掛けているブラウニーブラウン制作によるRPG。1人で遊ぶRPGではなく、プレイヤーが作ったアバターを他の人とコミュニケーションを取りながら遊ぶ新しいタイプのゲーム。オンラインゲームであるかのように、他の人のキャラクターが入り込んでいるような仕掛けを駆使した「出会いのRPG」が楽しめる内容になります。2011年発売予定。

■『キャバ嬢っぴ for Nintendo 3DS』



ROIDで展開していた『キャバ嬢っぴ』がRPGになってニンテンドー3DSで登場。女の子を育てるゲームで、着せ替えをしたり、部屋を大きくしたり、人間関係を作ったりする・・・という内容。
「“キャバ嬢界のスーパーロボット大戦”と僕は言っており、いろんな雑誌メーカーや漫画家さんの協力を得てとんでもないコラボを実現しました。ガンダムのあのキャラなども他にもいろいろ登場します」(日野社長)
詳しい内容はまた後日公開される予定です。2011年発売予定。

■『イナズマイレブン第4弾』



これまでシリーズ3作で国内270万本を突破。『イナズマイレブン3 世界への挑戦!! ジ・オーガ 』を含めると300万本を超える人気ゲームとなっています。現在公開中の劇場版はも大ヒット。入場者数は100万人を突破、映画興行収入が13億円を超えました。



そして『イナズマイレブン』シリーズ第4弾がニンテンドー3DSで発売されることがここで正式に発表されました。先日のファン感謝祭では発売することは公言されましたがハードは決まっていませんでした。PVでは「勝ちたいんです!円堂監督!」「2011年 新たな11人がやってくる」「新主人公は松風天馬」など、いくつかのキーワードが確認できます。

「『イナズマイレブン4』では全く新しい11人の物語になります。雷門中に転校してきた天馬くんが腐敗したサッカー界を変えていくか・・・という内容になっています。『イナズマイレブン』『イナズマイレブン2』『イナズマイレブン3』とは違う全く新しい新システムで皆さんの前にお見せしたいと思っていますのでもうしばらくお待ちください」(日野社長)

さらにこれまでの人気キャラクターも続々登場するようです。ファンの方は続報をお楽しみに。

■『タイムトラベラーズ』



『428 ~封鎖された渋谷で~』を手掛けたイシイジロウ氏による新作アドベンチャーゲーム。「3Dを使ってリアリティある世界観をどこまで打ち出せるかを現在制作中である」ことのみに紹介はとどまりました。

■『レイトン教授VS逆転裁判』



レベルファイブの『レイトン教授』とカプコンの『逆転裁判』がコラボレーションした新作ゲーム。
「レベルファイブとカプコンが完全に共同制作しており、2つの良さをあわせもったゲームになりつつあります。ニンテンドー3DSの大きな看板タイトルとしてレベルファイブとカプコンで打ち出していきたい」(日野社長)



レベルファイブは実に6タイトルの新作ゲームを開発中です。ニンテンドー3DSに力を入れていく理由について日野社長が語ります。



「ニンテンドー3DSの開発段階の頃初めて見せてもらった時、ハードウェアの魅力や3Dの表現からくる世界の没頭感という物に惚れ込んで、是非このハードに多くのソフト供給したいと思い、このような状況になりました。それぞれのタイトルに違った良さがあって、完成した『レイトン教授と奇跡の仮面』は非常に良くできた作品になりました。今までの反省点も修正され、パーフェクトな『レイトン教授』になりました。ぜひご期待ください」

『レイトン教授と奇跡の仮面』は、2011年2月26日に発売予定で価格は5980円(税込)です。

(C)LEVEL-5 Inc.

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