外部制作の『ゼルダの伝説』も名作揃い

ニンテンドー3DSソフト『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』の発売日が遂に決定しました。

任天堂 3DS
ゼルダの伝説 時のオカリナ3D
ゼルダの伝説 時のオカリナ3D 全 5 枚 拡大写真
ニンテンドー3DSソフト『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』の発売日が遂に決定しました。

『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』はグレッゾが開発していることをお伝えしましたが、過去には任天堂以外のゲームメーカーが『ゼルダの伝説』を手掛けたことが何度かあります。

そのメーカーは、意外にもカプコンです。





まずゲームボーイカラー専用ソフト『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章』と『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章』は、カプコンとの共同制作。起動時に任天堂とカプコンのロゴが表示されるのはこれが初めてですね。カプコンらしく、従来の『ゼルダの伝説』よりアクション要素が強い印象。また、シリーズ初の2バージョン発売で、1本目クリア後に2本目をプレイすると続きの話として遊べるリンクシステムが画期的でした。
(『ポケモン』と違ってゲーム内容が異なるので、両方購入するファンが多かった)





続いてはゲームボーイアドバンスソフト『ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣』。カプコンが製作した『4つの剣』は、リンクを4人にしてマルチプレイを初めて実装したゲーム。ただしソフトが人数分必要なので、やや敷居が高く、中には周囲にソフトを持っている人がいなくて遊べてない人も少なからずいるのではないでしょうか。
(これは後にゲームキューブソフト『ゼルダの伝説 4つの剣+』に引き継がれていきます)





3度目もカプコンです。ゲームボーイアドバンスソフト『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』を制作しました。すっかり携帯ゲーム機のゼルダはカプコンが作るというイメージが定着。発売時期が丁度ニンテンドーDSの発売前ということで、話題はやや隠れがちでしたがゲームは丁寧に作られていて好評です。シリーズお馴染みのBGMが多く採用されていたのも好印象です。

カプコンが携帯ゲーム機版『ゼルダの伝説』を手掛けるのはこれが最後。以降は『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』も『ゼルダの伝説 大地の汽笛』をニンテンドーDS向けに任天堂が作っています。

また、チンクルが主人公のスピンオフ作品がニンテンドーDSでいくつか展開しました。『もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド』と『いろづきチンクルの恋のバルーントリップ』、DSiウェア『できすぎチンクルパック』はバンプール制作です。こちらは国によって賛否があるため、欧州では発売されたもののイマイチな結果となり、北米では発売されていません。






そして、ニンテンドウ64の名作『ゼルダの伝説 時のオカリナ』をグレッゾがニンテンドー3DS版の開発を担当。開発実績はWiiウェアの『ラインアタックヒーローズ』。ニンテンドウ64版の雰囲気を残しつつも現代風にグラフィックがパワーアップしています。

名作『ゼルダの伝説 時のオカリナ』をリメイクしてニンテンドー3DSで12年半ぶりに登場します。リメイクや移植の際、新ダンジョンや新要素が盛り込まれるのが『ゼルダの伝説』シリーズ恒例となっています。こちらにも期待しましょう。

『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』は、6月16日に発売予定で価格は未定です。

(C)1998-2011 Nintendo

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