Project Cafe、現段階の情報でモックを組み上げてみると

IGNは、同誌がこれまでに入手したというWiiの後継機(コードネーム: Project Cafe)の性能に近いカスタムPCを作成し、ゲームを動かしてみた様子を公開しています。

任天堂 Wii
IGNは、同誌がこれまでに入手したというWiiの後継機(コードネーム: Project Cafe)の性能に近いカスタムPCを作成し、ゲームを動かしてみた様子を公開しています。

同誌が関係者からの聞き取りで明らかにしているWiiの後継機はトリプルコアのCPUを搭載し、GPUはAMDのR700アーキテクチャを採用します。これを元に以下のような性能で組み立てたとのこと。

・CPU: 3.2GHz Triple Core AMD Athlon II X3 450
・GPU: XFX Radeon HD 4850 GPU with 1GBs of VRAM
・Motherboard: BIOSTAR A780L3L Micro ATX
・RAM: 2GBs of Kingston DDR3
・Power Supply: Rosewill RV350 ATX 1.3
・Hard Drive: 80GB WD Caviar Blue 7200RPM

RAMに関しては、Project Cafeでは合計1GBになることが濃厚ですが、Windows 7を動作させることを考慮して1GB追加したとのこと。

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テストの結果としてはProject Cafeでは1080pが主流になると考えられることから、この点のアドバンテージが強いようです(PS3やXbox360も対応するものの使用しているゲームは一部)。見栄えとしてはPS3やXbox360を遙かに凌駕するというレベルではないものの、それを超える性能になることになりそうだとしています。もちろん、コントローラーを含めて様々な特徴が予期されるため、単純にグラフィックだけの比較というのはそぐわないものであることを留意する必要があります。

ちなみにカスタムPCの原価は423.93ドルだったとのこと。当然量産効果が入りますし、早くとも1年後の登場になると考えられますので、実際のコストはこれを大きく下回るものになります。IGNでは販売価格で300ドルを超えることはないだろうとしています。

リンク先では様々なゲームのXbox360と今回作成したPCとの映像比較が公開されています。

《土本学》

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