小島監督、スパニッシュアカデミー創設の名誉賞の初代受賞者に

スペイン文化省などが支援する「スペイン・インタラクティブ芸術科学アカデミー(スパニッシュアカデミー)」が創設した「Premio de Honor(名誉賞)」において、『METAL GEAR』シリーズ監督の小島秀夫氏が第一回目の受賞者になりました。

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スペイン文化省などが支援する「スペイン・インタラクティブ芸術科学アカデミー(スパニッシュアカデミー)」が創設した「Premio de Honor(名誉賞)」において、『METAL GEAR』シリーズ監督の小島秀夫氏が第一回目の受賞者になりました。

「スパニッシュアカデミー」は、スペイン語圏をはじめとする世界のゲーム産業の振興や普及・発展を目的に設立され、3,000人を越えるゲーム業界関係者から構成されている団体です。「Premio de Honor(名誉賞)」は、ゲームなどのインタラクティブアートの発展に貢献した人物をたたえるために、「スパニッシュアカデミー」が初めて制定したものです。

授賞式は、スペイン・バルセロナで開催されている「Gamelab2011」カンファレンスにて6月30日実施されました。今回の受賞に際し、小島監督は受賞の喜びを語るとともに、これからもゲーム文化の発展に貢献していくという抱負を述べたとのことです。

これまで小島監督は、シリーズ第1作目の『METAL GEAR』(1987年発売)が「ステルスゲームジャンルの確立に成功したビデオゲーム」として、ギネス・ワールド・レコーズ社から認定されたほか、2009年に米国で行われた「Game Developers Choice Awards」でも、「Lifetime Achievement(生涯功労賞)」を受賞しています。

《冨岡晶》

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