いずれは全国版も検討、『ポケモン立体図鑑BW』社長が訊く

任天堂ホームページに『スーパーポケモンスクランブル』と『ポケモン立体図鑑BW』の社長が訊くが掲載されました。

任天堂 3DS
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任天堂ホームページに『スーパーポケモンスクランブル』と『ポケモン立体図鑑BW』の社長が訊くが掲載されました。

『ポケモン立体図鑑BW』は、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』に登場した153匹のポケモンを3Dで見ることが出来るソフト。『ニンテンドーeショップ』で無料配信されているソフトです。

開発は「ポケモンカードゲーム」や『ポケパークWii』などを手掛けたクリーチャーズ。ポケモンが初めて3D化された『ポケモンスタジアム』や『ポケモンスナップ』の頃、ポケモンのモデリングを作ったのもクリーチャーズです。

ARマーカーを使ってポケモンを表示させることも出来る『立体ポケモン図鑑BW』ですが、元々はニンテンドーDSiが登場した時にも研究していたこともあったんだそうです。

様々な試行錯誤の中、「『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の新しいポケモンを3Dで見たい」と言うキッカケで『ポケモン立体図鑑BW』はスタートしました。

株式会社ポケモン石原社長はニンテンドー3DSにプリインストールしてほしいと打診したことがあったことを明かします。結果的にプリインストールではなく、無料配信と言う形になりましたが、それくらい自信のあるソフトに仕上がったと語ります。

石原社長が最初にオーダーを出したのは「3分でダウンロードできるようにしてくれ」と言うこと。3分で153匹のデータが入ったソフトを3分でダウンロードはどう考えても無理。そこで最初は16匹だけにして、「いつの間に通信」を使って毎日少しずつ配信する現在のスタイルが登場することになります。

毎日少しずつ集める楽しさが出来、さらに人によってダウンロードされるポケのは異なるので、話題作りにもなります。

しかし、100匹頃になると新たに受信できなくなります。これは人によって登場するポケモンが異なる「ヤナップ」「ヒヤップ」「バオップ」などが存在するため。これをワイヤレス通信でコピーすることで図鑑は完成に近づいていきます。

交換ではなく、コピーである所がポイント。これは「図鑑だから」ということで、コピーという表現になります。また、コピーされたポケモンはアニメーションを止めるボタンが追加されるなどちょっとした違いも。

AR技術はニンテンドーDSiの頃から研究されていて、今回「ポケモンARマーカー」が4×4のシンプルなマスになったのは「誤認識」を避けたいという理由の為。これによって解析されてインターネットに公開されてしまうことは想定してたものの、「バレバレでもいい」と踏み切った石原社長。自分で描いたARマーカーからポケモンが飛び出してきたという体験を沢山味わってほしいと語ります。

また、ダウンロードしてないポケモンの「ポケモンARマーカー」を撮影しても、ポケモンはシルエット表示になっている為、すぐ見ることが出来ないようになっています。

今後については、ピカチュウを初めとした全国図鑑版も検討しているようです。こちらも楽しみですね。

『ポケモン立体図鑑BW』は、好評配信中で価格は無料です。

(C)2011 Pokemon.
(C)1995-2011 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
Developed by Creatures Inc.

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