いよいよスマホでもフェイスブックプラットフォームが公開へ―月曜日にも正式発表か
各社が凌ぎを削るスマートフォンにおけるプラットフォーマーの地位。日本のディー・エヌ・エーやグリーだけでなく世界の様々な事業者がこの分野での覇権を握ろうと投資を行っています。
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そんな中でも本命視されるのは8億人のユーザーを抱えるフェイスブック。日本でもユーザー数が1000万人を超えたと伝えられます。そのフェイスブックは現在、PC向けのプラットフォームを解放し開発者が自由にフェイスブック上の友人関係を活用したアプリを提供できるようになっています。しかし、スマートフォンはまだです。ただ、同社は「Project Spartan」と呼ばれるHTML5ベースのアプリを動かすためのプラットフォームの開発を極秘裡に進めている事が伝えられてきました。
そんな中、米国の大手テックブログTechCrunchはフェイスブックの開発者向けページに公開されていたというスマートフォン向けアプリに関するページのスクリーンショットやPDFを公開。そこにはiOSやAndroidでアプリが動いている様子が示されています。様々なアプリをブックマークから開いたり、友達からの招待を確認したり、アプリの管理機能を利用したりといった画面も見られます。「Project Spartan」は何度か公開が延期されてきたと伝えられますが、完成間近なようです。
またTechCrunchは、この「Project Spartan」やiPad版のフェイスブックアプリ(こちらはサイト閲覧用のもの)について月曜日にも発表すると伝えています。フェイスブックとアップルは2つのプロジェクトについて協力関係にあり、火曜日のiPhone5の発表に先立って公開される模様です。
スマートフォン市場を大きく変貌させる可能性のあるフェイスブックのスマートフォンプラットフォーム、どのような内容になるのか発表が待たれます。
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