ミクシィ業績発表、苦戦するもアプリ課金は大幅増加

ミクシィが発表した平成24年3月期 第3四半期(4月~12月)の連結業績は、売上高95億2900万円(△1.7%)、営業利益13億8500万円(△50.0%)、経常利益12億2600万円(△52.5%)、純利益4億7400万円(△61.6%)となりました。

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ミクシィが発表した平成24年3月期 第3四半期(4月~12月)の連結業績は、売上高95億2900万円(△1.7%)、営業利益13億8500万円(△50.0%)、経常利益12億2600万円(△52.5%)、純利益4億7400万円(△61.6%)となりました。

フィーチャーフォン広告の縮小や積極採用による人件費増で苦戦しましたが、明るい兆しもあるようです。

まずはアプリです。11月より開始した「mixiゲーム」によってゲームのラインナップが拡充され、ナビゲーションが強化されたことにより、課金売上が大きく増加しています。10~12月期の課金売上は10億9700万円で、前年同期の7億2400万円から51.5%の増加。月次の課金売上も2011年8月と比較して12月には2倍に増加したようです。引き続き優良コンテンツの獲得で収益を拡大したい意向です。

月間アクティブユーザーは1520万人。登録ユーザーの2623万人に対して依然として高い比率を保っています。この数字は2010年には1400万人台だったのが、2011年3月に大幅に増加(前月比+82万人)。それ以降は1500万人前後で推移しています。震災によって人と人の繋がりを基軸とするmixiが有効なコミュニケーション手段になったものと考えられます。

スマートフォンからのアクセスも順調に成長し、12月には542万人になっています。1月の179万人と比較するといかにこの一年間でスマートフォンの普及が進んだかが一目瞭然です。

《土本学》

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