すでにWiiのバーチャルコンソールが配信されていますが、『ファイアーエムブレム』の新作を目当てに3DSを買ったようなエムブレマーなら、3DSのメニューをよりFEに染めるためにも、買って損はしないでしょう!
主人公のマルス王子をはじめとした魅力的なキャラクターたち。タイトル画面で流れる印象的なテーマ曲。そして手ごわいシミュレーション。ロールプレイングシミュレーションの幕開けとして登場し、1作目の血は今も脈々と受け継がれています。元祖「手~ごわいシミュレーション」の歌でおなじみTVCMは、今見ても色あせません。
ファミコンの内容は、SFC版『紋章の謎』の第1部「暗黒竜と光の剣」、DS『新・暗黒竜と光の剣』でリメイクもされています。今遊ぶならDS版がだんぜん遊びやすいとは思いますが、当時のドット絵グラフィックや8bitサウンドには、グッとくるものがありますよね。キャラクターグラフィックもパッケージのイラストも、「誰!?」と突っ込みたくはなりますが。
もちろん、カジュアルモードなんてものはないので、キャラクターは死んだら戻りません。ファミコンの操作感も決して良いものではなく、今の丁寧なゲームに慣れていると、違う意味でも手ごわいでしょう。
それでも、『ファイアーエムブレム』の記念すべき1作目が今こうして手に取れるとは、よい時代になりましたっ。
3DSバーチャルコンソール『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』は、500円で好評配信中です。
※CM動画参考
■Nらの伝説 by N子
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Nなハードを(中心に)、絵も交えながらより深く遊ぶ、伝える。さすらいの勇者も求むかも!?な連載。