『ドラゴンクエストX』ゲーム内で取材と称し、個人情報を聞き出す不審者が現れる

スクウェア・エニックスは、Wiiソフト『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』のゲーム内で、取材と称して個人情報を聞き出す不審者がいると発表し、同様のケースに巻き込まれないよう注意を喚起しています。

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『ドラゴンクエストX』ゲーム内で取材と称し、個人情報を聞き出す不審者が現れる
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スクウェア・エニックスは、Wiiソフト『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』のゲーム内で、取材と称して個人情報を聞き出す不審者がいると発表し、同様のケースに巻き込まれないよう注意を喚起しています。

発表によると、ライターを名乗るプレイヤーが、しぐさ機能の「ダイス」と、RMTの取材と称して他のプレイヤーに話しかけ、ゴールドを手渡すことを条件に取材を行い、話しかけたプレイヤーやその知人の個人情報(氏名・年齢・電話番号)を聞き出していたとのこと。さらなる調査の結果、報酬として渡したゴールドはRMT業者から取得したもので、RMTの存在を知らないユーザーには「RMTによって多額の現金が稼げる」などと吹聴していました。

『ドラクエX』の利用規約では、「RMTでゴールドなどを取得すること」、またスクウェア・エニックス アカウント規約では「個人情報を聞き出す」ことが禁止されています。同社では今回の行為を非常に悪質であるとし、今回改めてこのような形で発表したということです。

今回の件に関して、本作プロデューサーの齋藤陽介氏は「やり口が汚すぎて初めてログを見た時に絶対に許せないと思いました。皆さん、ご注意ください」とTwitterでコメントしています。



なお、公式サイトでは、ルール・禁止行為・ペナルティについてまとめられたページも公開されています。現在楽しんでいるユーザーのみならず、今後ゲームを始めようと思っている方も、再度確認をしてみてはいかがでしょうか。

《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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