Wii Uのコミュニティサービス「Miiverse」、はてなが開発協力 ― 近藤社長が語るその思い
Wii Uのシステムとして搭載されているコミュニティサービス「Miiverse」、ネットワーク上でコメントなどを共有できる任天堂の新たなネットワークサービスです。この制作に『うごくメモ帳』に続いて株式会社はてなが開発に協力したことが明らかになりました。
任天堂
Wii U
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任天堂ホームページに公開された社長が訊くでは、プロデュース篇と開発スタッフ篇が公開中。そこにも登場した近藤淳也氏がその思いを自身のはてなダイアリーで綴っています。
はてなと任天堂のタッグは、ニンテンドーDSi向けに開発した『うごくメモ帳』に続いて2度目。「うごメモはてな」のサービスはDSi/DSi LL本体の普及や、ソフト機能追加などが継続的に行われ、『スーパーマリオ』や『ゼルダの伝説』が25周年を迎えた際には作品募集でも利用され、大いに盛り上がったのは記憶に新しい出来事です。
Wii Uの「Miiverse」は本体のシステムレベルで落とし込まれた機能になり、Wii Uにとって非常に重要な要素のひとつとなりました。
近藤氏は「自分たちが作ったサービスを世界中の人たちに使ってもらう」という、自社の使命を実現する一つの形だと考えたとし、「ほぼ同時に世界中でサービス提供が開始できるようなグローバルに連携するシステムの開発には、工夫のしどころがたくさんあり、とても大きなチャレンジでした」と、開発を終えた率直な気持ちを語っています。
今後については「Miiverse」の運営リリース後も手伝っていき、この経験をはてなのサービスの拡大に繋げていくとのことです。
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