Wii Uのディスクドライブはパナソニック製 ― 任天堂に新開発の光学ユニットを大量供給
朝日新聞の報道によると、パナソニックが任天堂にWii U向けの光学ディスクの基幹部品を大量供給することが明らかになりました。海外で公開されたWii Uの分解写真を見てもパナソニック製であることが明らかになっています
任天堂
Wii U
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報道によれば、パナソニックが供給する部品はWii U向けの光ピックアップを内蔵したドライブユニットで、パナソニックのブルーレイディスク録画・再生機「ディーガ」で培った技術を応用した新開発ユニットだということです。外販するのは初めてで、パナソニックの海外工場で生産したものをゲーム機の組み立てメーカーに納入していくということです。
この報道のとおり、海外サイトで公開されたWii Uの分解写真で見る限り、パナソニックがインドネシアで製造したディスクドライブが搭載されています。
また、ディスクドライブはブルーレイディスクドライブに近い、という情報も、「ディーガ」の技術を応用した新開発製品だということで納得がいきます。
大幅な赤字を計上しているパナソニックですが、今後はB to B取引に経営資源をシフトし、収益改善を図っていきます。安定した生産を見込むWii Uに基幹部品を供給していくことで、不振にあえぐブルーレイ事業を下支えする可能性もあるということです。
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