『Nintendo TVii』、欧州では2013年にサービスイン

いよいよ11月30日に欧州でも発売を迎えるWii U。発売を控えた英国任天堂はWii Uの機能の一つである『Nintendo TVii』について、ヨーロッパの特定の国では2013年にサービスを開始すると発表しました。

任天堂 Wii U
GamePadからいくつものサービスを横断して検索できる
GamePadからいくつものサービスを横断して検索できる 全 2 枚 拡大写真
いよいよ11月30日に欧州でも発売を迎えるWii U。発売を控えた英国任天堂はWii Uの機能の一つである『Nintendo TVii』について、ヨーロッパの特定の国では2013年にサービスを開始すると発表しました。

Nintendo TViiはWii UとWii U GamePadを使って、HuluやNetfixなどの定額制サービスや、映画のストリーミング再生、TV放送を楽しめる無料のサービスです。また、スポーツ放送などでは、手元のWii UGamePadに試合のデータや選手の動きが表示されるなど、野球やアメリカンフットボールなどのアメリカの国技ともいえるスポーツとの親和性が高く設計されています。

北米ではロンチと同時にサービスインの予定でしたが、急遽延期が発表され、12月のサービス開始予定となりました。今回の発表で北米に続き欧州でも正式にサービス展開されることが明らかになりました。

2012年10月決算の質疑応答で任天堂の岩田社長は、ケーブルテレビでの視聴が一般的な北米に比べ、欧州や日本ではテレビに対する認識や、文化的背景が異なると指摘。その上で、「日本やヨーロッパでも『Nintendo TVii』というものを、テレビの視聴文化に合わせた別のサービスの形でご提案できるような検討も進めておりまして、これについてはそう遠くない将来、具体的にご説明できるのではないかと思います」と語っていました。

《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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