アニメと同じように操縦できる巨大人型ロボ、1億円で量産へ・・・朝刊チェック(11/29)
本日の朝刊チェックです。
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■日経産業新聞11面「巨大人型ロボ乗り込み操縦、造形作家らが製作、1億円で量販も計画」
人が乗り込んで操縦できる巨大な人型ロボット「クラタス」が28日、日本科学未来館で公開されました。造形作家の倉田光吾郎さんと奈良先端科学技術大学院大学の吉崎航さんらが結成した製作チームで開発されました。量産して1台約1億円で販売することも計画しています。製作チームは水道橋重工の名前で活動しており、ロボットは高さ4メートル、重さ4トン。2本の腕と、先端にタイヤが付いた4本の脚で動きます。胴体にある操縦席に入って操縦かんやタッチパネルで操作します。外からスマートフォンを使って遠隔操作も可能で、操縦者が求める動きを、ロボット本体に無理のかからない範囲で再現しています。アニメに登場する巨大ロボットのように、感覚的に操作でき、見た目のかっこよさと操作性の両立にこだわったといいます。
■日本経済新聞1面「リチウムイオンなど電池事業、ソニー 売却検討 鴻海など交渉」
ソニーが電池事業の売却を検討していることが28日に明らかになりました。台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業や国内外の投資ファンドなどと交渉に入っています。エレクトロニクス事業の不振で業績の低迷が続いており、韓国勢との競争が激しい電池事業を切り離して事業の集中を進める狙いです。ソニーは電池事業を完全に切り離す案のほか、持ち分を一部残す案なども検討している。電池事業の2012年3月期の売上高は約1425億円。1991年に世界で初めて実用化したリチウムイオン電池などが主力で、携帯電話やパソコン向けなどを幅広く手掛けています。ソニーの12年4~6月期のリチウムイオン電池の世界シェアは6・9%で世界4位。ウォン安で価格競争力が高まった最大手のサムスンSDIや3位のLG化学など韓国勢との競争が激化しており、自社単独で競争力を維持するのは難しいと判断したもようです。