Wii U内蔵ブラウザはサクサク、ヌルヌル動く!2画面を生かした魅力的な機能を紹介

先日のNintendo Direct Wii U Previewでも任天堂の岩田社長が自信を持って紹介していたWii Uのインターネットブラウザ。編集部に届いた北米版を元にその機能と魅力に迫ります。

任天堂 Wii U
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先日のNintendo Direct Wii U Previewでも任天堂の岩田社長が自信を持って紹介していたWii Uのインターネットブラウザ。編集部に届いた北米版を元にその機能と魅力に迫ります。

まず、ブラウザを起動するにはWii Uメニューの最下部に配置されている、青色のアイコンをタッチ。アプリが起動するスタートページに移動します。基本的な操作は全てWii U GamePadから行います。特に難しいことはなく、タッチしていくだけで直感的に操作可能です。ちなみにWiiリモコンからだとポインタ自体は表示されるものの、クリックしたり、ボタン操作をすることはできませんでした。

動作はかなり軽く、よほどインターネット回線が遅くない限りはPCのブラウザと同じくらいのスピードでブラウジングできます。あまり速くスクロールすると表示が追いつかないところもありますが、一般的なブラウジングであれば、全く問題はないはずです。そして、特に目を見張るのが字(フォント)の綺麗さです。最大限まで拡大するとその綺麗さが分かります。

ブラウザ自体の機能はいたってシンプル。タブ機能にブックマーク、簡単な設定ができる程度です。ただ、それゆえに使いやすく感じるのかもしれません。

タブは6枚まで開くことができ、タッチスクリーンの長押しで、強制的に新しいタブに開くことが可能です。タブの切り替えはGamePadのボタンをタッチするか、ZR/Lボタンで隣のタブに移動することができます。もちろん瞬時に切り替えが可能で、タブを6枚同時に開いても動作がカクついたりすることはありません。

ブックマークは北米版にはGoogle、任天堂、ヤフーの英語版トップページが設定されていました。恐らく日本でも日本語版になるだけで、変わらないでのではないでしょうか。

そして、設定画面では、検索エンジン、Cookieの消去、ブラウザの設定リセット、プロキシ設定、そしてスクリーンサイズの調整が可能です。ちなみに検索エンジンはGoogleとYahoo!の2種類で、Yahoo!に設定しておくと、検索の際に関連ワードが出てくるようになります。

意外と楽しいのがカーテン機能。GamePadのXボタンを押すとTV画面がカーテンで覆われ、好きなタイミングでカーテンをオープンすることができるという機能です。何のことはないと思っていましたが、カーテンで覆われている最中はログインしているMiiが登場し、サザエさん顔負けのじゃんけん大会を開いてくれたり、ステッキを持って踊り出したりと、なかなか楽しい仕掛けが満載です。

なお、Flashには非対応となっていますが、YouTubeは視聴可能。前の記事ではYouTubeアプリを紹介しましたが、ブラウザ版はそれ以上に魅力的に感じました。動画を再生すると、TV画面とGamepad全画面に映像が表示されますが、GamePadのボタンをタッチすると、TV画面には映像が表示されたままGamePadでは他のサイトをブラウジングすることができます。まさに2画面というハードの特性を生かした仕様になっています。

今回は機能面を中心にお伝えしました。後ほどは、Wii Uのブラウザでできること、できないことをまとめてお伝えしますので、そちらもお楽しみに。

《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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