Wii Uで配信されているインディーズゲーム『Nano Assalt Neo』をプレイ

インディーズゲームの支援にも力を入れると表明している任天堂。その言葉通り、北米の「ニンテンドーeShop」ではロンチに合わせて4本のインディーズ(ダウンロード専売)タイトルがラインナップされています。

任天堂 Wii U
Wii Uで配信されているインディーズゲーム『Nano Assalt Neo』をプレイ
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インディーズゲームの支援にも力を入れると表明している任天堂。その言葉通り、北米の「ニンテンドーeShop」ではロンチに合わせて4本のインディーズ(ダウンロード専売)タイトルがラインナップされています。

その中の一つ、『Nano Assalt Neo』はニンテンドーDSから続く3Dシューティングゲームの最新作で、ドイツのShin'en Multimediaが開発を行なっています。タイトーが日本向けにローカライズを行ったこともあるこの作品。9.99ドルというお買い得プライスで配信されていましたので、早速プレイしてみました。



『Nano Assalt Neo』はアーケードスタイルの3Dシューティングで、舞台は一周が30秒くらいの小さな小惑星。機体を操り、小惑星を飛び回り、次々に襲いかかる敵を撃破。登場する敵のうち、90%を倒すとドアが開き、次のステージに進めます。Wii U GamePadの左スティックで機体を操縦、右スティックを倒すとその方向に通常攻撃です。機体を縦横無尽に操り、敵を見つけては弾幕(・・・というほどでもないですが)を叩きこみ、謎の宇宙生物を潰していきます。

ダウンロード専売タイトルということもあってかゲーム構成は至ってシンプル。基本的には「シングルプレイヤー」だけであり、既にシングルプレイヤーでクリアしたことのあるステージを自由にプレイできるアーケードモードが追加で存在するだけです。そのほか、「ミッション」では幾つかのお題が提示されていて、こなしているとチェックがされていきます。

「シングルプレイヤー」は4ステージがセットで1つの「クラスター」が構成されていて、機体は3機の一回勝負です。ContinueもResumeもありません。全部失ったらまた最初からです。クラスターの最後にはボスステージがあり、倒せば次のクラスターが開放されます。クラスターは「EPSILON」「ZETA」「OMICRON」「SIGMA」の4つがあり、都合16ステージが収録されていることになります。

序盤のステージは数発で倒せるような雑魚敵ばかりですが、ステージが進んでいけば何発も打ち込まなくてはならないような装甲の固い敵が登場。プレイヤーを追跡したり、突如地面から生えてくるようなやっかいな敵も存在します。ゲームオーバーになってしまえばクラスターの最初からやり直しですので、大胆かつ慎重で、ドキドキ感あるプレイが楽しめます。インターネットに接続されていれば、ゲームオーバー時にスコアのランキングも表示されます。スコアを競って何度も遊ぶのも良さそうです。

ちなみに、通常はテレビを見ながらWii U GamePadで操作をし、GamePadにはステージのマップが表示される形ですが、GamePadオンリーでのプレイも可能。その場合、マップは表示されません。

9.99ドルというリーズナブルな価格でありながら、遊びごたえ充分といった内容の『Nano Assalt Neo』。さくっと遊び始められ、気付いたら熱くなっている自分がいました。日本での配信については明らかにされていませんが、注目する価値は充分です。

ちなみにダウンロード容量は88MB。とっても軽量です。

《土本学》

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