友達がいなくても全然楽しめる!『Nintendo Land』の『ヨッシーのフルーツカート』プレイレポート
12種類のアトラクションを収録したWii Uのロンチソフト『Nintendo Land』に収録されている『Yoshi's Fruit Cart(ヨッシーのフルーツカート)』をプレイしてみました。
任天堂
Wii U

今回紹介する『ヨッシーのフルーツカート』は複数人で遊ぶ印象が多い本作のなかでは、数少ない1人プレイ専用ゲーム。システムは非常にシンプルで、フィールドに置かれたフルーツをヨッシーが全て回収して、ゴールに辿りつけるように、Wii U GamePadにタッチペンで線を描いてくというゲームです。ヨッシーはプレイヤーがGamePadになぞった線の上を進んでいきます。
ただ、テレビ画面にはフルーツは表示されていますが、手元のGamePadには何も表示されません。フィールドの模様などを手がかりにヨッシーを導いてあげなくてはなりません。ステージ制が採用されており、一つのステージをクリアする毎に、どんどん難易度が上がっていきます。例えばフルーツを取る順番を指定されたり、落とし穴が登場したり、フルーツの位置が一定ではなかったりと、なかなか嫌らしいステージばかりです。ちなみに障害物の類いも一切GamePadには表示されません。
始めた時点では、さほど難しくはないのですが、先ほどの説明の通り、どんどん難易度が上がっていきます。画面一面に落とし穴が広がるなど、毎回プレイヤー泣かせの難易度に。ただ、コツを掴むとサクサクと進めるようになるので、その感覚を一度味わうとついつい止められなくなってしまいます。
本作には複数で遊ぶゲームが多く、「動的」なゲームが多いですが、このアトラクションに関しては、制限時間がなく長考できますし、引いた線は随時修正可能で、ヨッシーをスタートさせる直前まで手直しができるという、まさに「静的」なゲームとなっています。ゲームそのもののテクニックというよりは、閃きが重視されている印象です。
みんなでワイワイ遊ぶのに疲れた人や、1人で楽しみたい人におすすめのアトラクションです。
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