【プレイレビュー】マンガチック爽快アクションで目指せ!ギンギラ一番星『エクストルーパーズ』3DS版プレイレビュー(システム編)

カプコンより11月22日に発売した、ニンテンドー3DS/PS3ソフト『エクストルーパーズ』。今回は、3DS版におけるエピソード2までのプレイレビューをお届けします。

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爽快アクションを楽しめる
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カプコンより11月22日に発売した、ニンテンドー3DS/PS3ソフト『エクストルーパーズ』。今回は、3DS版におけるエピソード2までのプレイレビューをお届けします。

【システム編】
■撃つ!蹴る!避ける!必殺技で決める!“爽快アクション”!
本作の特長は、直感的な操作で簡単に楽しめる“爽快アクション”です。性能の異なるメイン(Yボタン)/サブ(Xボタン)の射撃にくわえ、蹴り技などの打撃攻撃(Aボタン)といった3パターンの攻撃を基本に敵を撃破することとなります。移動はスライドパッドでおこない、Bボタンとの同時押しでステップ、長押しまたは連続押しでスピーディなジェット移動も可能。視点は十字キーで切り替え可能で、拡張スライドパッドにも対応しています。

メイン武器は弾数が多めなので、ボタンを押しっぱなしにしならがどんどん攻撃を与えられます。弾が尽きると自動的にリロードされるため、好きなだけ撃ちまくれるのが嬉しいところ。サブ武器は威力や性能に特徴があり、連続攻撃はしにくいものの強力な破壊力を備えたものもたくさん。

射程こそ射撃武器に劣るものの、攻撃スピードが非常に速い打撃は特に対人戦などで効力を発揮します。ジェット移動と組み合わせたジェットキックや、軽めの敵を空中に打ち上げるといったことも。こうした操作の1つ1つがシンプルなため、アクション初心者でもスムーズに繰り出せるのが嬉しいポイントです。

Rボタンで敵のロックオン/解除ができるほか、Lボタンではロックオン中にターゲットを切り替え、解除中はカメラを正面に向けられます。複数の敵と同時に戦うことが多いため、うまくロックオンを使い分けると効率的に戦いやすくなります。また、敵へのダメージは「ガガガッ」といった擬音で表現。効果が高ければ高いほど、文字が大きくなります。相手によって武器のタイプや性能、属性を選び、有利に進めていきましょう。

敵を攻撃すると「T-ENG(サーマルエナジー)」と呼ばれるエネルギーが手に入ります。体力の回復だけでなく、画面左上の星マークをいっぱいまで貯めると、下画面のボタンをタッチすることで「EX-T(エクスサーマル) ブラスト」という必殺技を放つことも可能。経験を重ねれば必殺技の種類も増えていくので、状況にあわせてセットしておきたいところです。

■VRミッションをこなしてライフや武器をレベルアップ!
メインとなるストーリーは「ベース」と呼ばれる拠点を中心に進んでいきます。こちらでは武器の開発・改造や食事、仲間とのコミュニケーションを図りながら、さまざまなミッションへ立ち向かうこととなります。

なかでも武器の改造に必要となる「マテリアル」や、通貨代わりの「ポイント」を稼ぐため、積極的に参加しておきたいのが「VR(バーチャル)ミッション」です。プロフィールを交換した仲間を自由に入れられるほか、レベルアップすればライフも増えるのでミッションをより進めやすくなりますよ。

ミッションの目的には、敵を全滅させるものだけでなく、「フラッグ」と呼ばれる装置を防衛/奪取するタイプなど、さまざまなものが存在します。どうしてもミッションで勝てない場合は、食事によるステータスアップも活用してみましょう。攻撃力アップやEX-Tのゲージがアップしやすくなるなど、さまざまな恩恵を受けることが可能。ストーリーを進めたりベースの仲間と話したりするだけでなく、公式サイト等で公開されているシークレットコードの入力でも取り扱うメニューを増やせます。

VRミッションには目的だけでなく条件を満たせば「チャレンジメダル」も取得できる。集めたメダルはキャラクター衣装と交換できるので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

■VS(バイタルスーツ)を操るロボット戦も
ストーリーを進めると、VSと呼ばれるマシンに搭乗して戦う場面も。操作面での変化はほとんどありませんが、ずっしりとした重量感はキャラクター操作と全く異なります。

1対1だけでなく、2対2での戦闘に臨むことも。その場合、体力ゲージは仲間と共有になるため、自分だけが残っても意味がありません。仲間のサポートに回るか1対1に持ち込むかはプレイヤー次第ですが、できるだけ2対1の状態に持っていき、各個撃破していくと確実に勝利できそうです。うまく連携を図りましょう。

■随所で楽しめる“マンガデモ”
ストーリーの要所で楽しめるのが、マンガのようなページ内でキャラクターが活き活きと動く“マンガデモ”です。ページに割り振られたコマやフキダシ、集中線や擬音と一緒にキャラクターが上から下へ、右から左へと縦横無尽に動き回ります。例えばコマの中からキャラクターが落下し、下のコマから飛び出すなんてことも。アニメでもない、マンガとも違うユニークな演出は必見ですよ。

また、本機の3D機能を使って見ると、より立体的で迫力のある画面を楽しめます。マンガデモのシーンでは、ぜひ3Dをオンにしてみてください。

ストーリー編に続く。

『エクストルーパーズ』は好評発売中。価格は3DS版が5,990円(税込)、PS3版が6,990円(税込)です。

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《近藤智子》

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