アプリでのリリースながら、KONAMIがおくる『ときめき』シリーズの最新作の位置づけとして堂々と君臨できるほどのクオリティになっています。まずなんといっても、目を惹くのは画面やキャラクターの美麗さ。Live2Dという映像表現を採用しているので、動きもとってもなめらかです。筆者はiPhone5でプレイをしていますが、「アーケード機でプレイしているみたい」というのがファーストインプレッションでした。瞳のゆらぎの表現までこだわっているので、キャラクターがどんな感情になっているのか、テキストに表現されていなくともわかるのが恋愛ゲームとしてグッとくるところですね。
■バイトするレストランに芸能人たちがやってくる！
はばたき市（ときメモっ子ならおなじみですね！）にある、とあるレストランを経営することになったあなた。そこには、まだデビューしたての「X.I.P（エグジップ）」と「3 Majesty（スリーマジェスティ）」というグループに所属する6人の男の子たちがやってきます。
いきなりですが、その男の子たちが全員あなたのことがかなり好きなご様子です。
どんだけ愛嬌ある主人公なんでしょう（絶叫）！お店に入って早々、みなさんわりとぎゅんぎゅん迫ってきます。主人公もけっこう手練ているのか、受け答えが上手くドンドン意気投合して各メンバーとラブを育んでいきます。もしやキャラクターによって世界線が違うのか!?と勘ぐってみるものの、そうでもないのが気になるところです。
■コスト設定はシビアだが、関係を急がなければ問題ない
ゲームの基本は料理を作ってお客さんを満足させながらリッチ（お金）を増やしていき、家具などを購入してお店を自分好みにカスタマイズするということ。ここに恋愛要素が加わり、来店するメンバーの趣向に合わせた料理を作って喜んでもらえるとイベントが発生していきます。
このイベントは様々なシチュエーションが用意されていて、時にはフルボイスや描き下ろしのイラスト（ときレスではスチルと呼称）付きのイベントが発生することもあります。筆者はリリース時からプレイを進めていますが1キャラ15以上のイベントがあることを確認しており無料でここまで……と、これがクオリティとして当たり前になってしまう時代がきたらとドキドキしてしまうほどです。
とはいえ、ちゃんと落としどころもあります。イベント発生させるにはコストを消費して料理を作っていくのですが、コスト設定がかなりシビアです。支配人からは「料理を切らさぬようにな」と言われるものの、課金をして行動力をバンバン回復でもしない限り料理を切らさないというのは不可能に思えます。
■プレイの仕方でひとりよがりな恋愛観が浮き彫りに!?
ある日、私はドリンクバーを作りたい！と思ってドリンクばかり作って種類を増やしていったのですが、Twitterを見ていたら友人が「○○くんが○○食べたいって言ってるのにレシピの出現条件がわからない>
はっ、みんなは好きなキャラクターとのラブを深めるためにお店を経営しているんだ！私みたいにやりたいほうだいだから、「司が来てほしいのに、チャラい京也ばかり来る」という状況になるんだと、とても反省しました……。とはいえ、毎日毎日「今日も可愛いね☆」と京也に言われ続けているとまんざらでもない気分になってくるのが『ときレス』の恐ろしさです。
■フィーバーモードはお肉の時間!?コツはここにあり
というわけで、『ときレス』を攻略するという視点で見ると指定された料理をこなしていくのが必須となります。時には消費コストが高い料理を作り続けないといけないこともありますが、そんな時にはフィーバーモードを上手に使いましょう。
フィーバーモードはお客さんのプレゼントや、スキンシップモードが発生後に起こるモードのこと。左上のアイコンがキラキラしている時には料理の消費コストが半分になっているので、ここぞとばかりにコストが高いお肉料理などにチャレンジしてみましょう。
■ときレスっ子なら公式サイトや公式Twitterも見逃さないで！
『ときレス』において、「X.I.P」と「3 Majesty」もそれぞれの世界で頑張って活動しているということには注目していきたいですね。公式HPには初めてのインタビュー映像や楽曲PV、公式Twitterには彼らのオフショットが掲載されています。これを合わせて見ていくことで、『ときレス』の世界観がより深まるようになっていますよ。
なまえ：ときめきレストラン☆☆☆
ぶんるい：恋愛ゲーム
1回のプレイ時間：約30分
対応OS：iOS／Android
ねだん：基本無料
ひとにつたえたい度：5（5点満点中）
今日の一言「あ、もしもし？聞いてよ！上半身裸でカレー食べる男ってどう思う!?」
それではまた来週！！
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