乱世の梟雄・松永久秀が“贈る”衝撃の結末 ― 18人の武将が織り成す舞台「戦国BASARA3 宴」ゲネプロ公演

カプコンは5月10日、『戦国BASARA』シリーズを原作とした舞台「戦国BASARA3 宴」のゲネプロ公演(通し稽古)を東京・日本青年館で行いました。

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舞台「戦国BASARA3 宴」ゲネプロ公演
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カプコンは5月10日、『戦国BASARA』シリーズを原作とした舞台「戦国BASARA3 宴」のゲネプロ公演(通し稽古)を東京・日本青年館で行いました。

■シリーズ最多の18武将が登場する、舞台「戦国BASARA3 宴」

本作は4月26日よりスタートし、福岡・名古屋・東京・大阪の4都市で公演。Wii/PS3ソフト『戦国BASARA3 宴』に登場するキャラクターを中心に、舞台作品最多となる18名の武将が出演しています。

公演前にはキャスト陣が意気込みを語ったほか、構成・演出・振付の西田大輔氏が「今回は非常に挑戦的な作品となりました。18人という最多の武将が登場し、新しいキャストのみなさんが新たな世界観を見せてくれました。福岡、名古屋、東京、そして大阪と頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします」と挨拶。

また『戦国BASARA』シリーズ・小林裕幸プロデューサーは「新キャラクターも登場し、みなさんに素晴らしい演技を見せていただいてます。久しぶりの出演というキャラクターもいるので、どちらも期待してください。あらゆるシーンを一瞬も見逃さずに見ていただければと思います」と感想を述べました。

さらに7月13日・14日に開催となる「武将祭2013」では、舞台キャストの出演だけでなく、PS3ソフト『戦国BASARA4』の最新情報を公開するとのこと。舞台ファンはもちろん、ゲームファンにも見逃せないイベントとなっています。チケットの一般発売は、5月15日から開始です。

■最後まで目が離せない、驚きの展開が続いたストーリー

今回はタイトルにもあるように『戦国BASARA3 宴』をベースとした物語となっています。とはいえ『戦国BASARA3』をはじめ、TVアニメや劇場版を彷彿とさせるシーンも多数登場。色々な作品からテーマ曲やBGMを集めており、まさに「集大成」といえるような印象を受けました。

舞台で恒例となっている「宴会芸」はますますパワーアップしており、出演者たちが本気で笑いをこらえる場面も。随所にちりばめられた『戦国BASARA』シリーズらしい、突き抜けたコミカルさは今までどおり健在。このほか、立体物に直接映像を投影する「プロジェクションマッピング」を多用し、よりゲームらしさが感じられる迫力の演出も特長の1つです。

一方、ストーリーは松永久秀の暗躍により、非常に重々しくシリアスな展開に。織田信長の復活、明智光秀が見せた執着の結末、浅井長政が託した花の意味、お市の失われた記憶、病に伏した武田信玄、先代の思いを秘めた雑賀孫市、徳川家康が隠す本心、風魔小太郎が松永に従う理由・・・武将達のさまざまな運命が交錯し、どこに向かっていくのかが最後まで分かりませんでした。

チケットはほぼ完売していますが、東京公演はまだわずかに残席のある回があります。また大阪公演も、立見席の解放が決定。さらに5月26日の大阪千秋楽公演・ライブビューイングは公演地域以外でも行っています。白熱の殺陣による爽快感、息苦しいほどの緊張感をぜひ実際に体感してみてください。

《近藤智子》

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