PS4インタビュー第4回目に名作『Braid』のデザイナー ─ インディーズには2つの大きなメリットがある

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、PS4インタビュー映像シリーズ「Conversations with Creators」の第4回目を、公式コミュニティサイト「プレコミュ」にて公開しました。

ソニー PS4
ジョナサン・ブロウ氏
ジョナサン・ブロウ氏 全 1 枚 拡大写真
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、PS4インタビュー映像シリーズ「Conversations with Creators」の第4回目を、公式コミュニティサイト「プレコミュ」にて公開しました。

好評を博す連載シリーズ4回目では、インディーズプラットフォームにて名作と名高い『Braid』を生み出したジョナサン・ブロウ氏が、PS4向けにソフトを製作することになったきっかけや、インディーズゲームならではのメリット、そしてPS4で発売予定の『The Witness』に関しての魅力を雄弁に語るインタビュー映像になっています。



「インディーズゲームの開発には2つの大きなメリットがある。」と切り出した彼は、「自由と独立性」と「必ずしも大きな収益を求めないこと」というユニークな2点をあげ、その利点を生かしたゲーム作りが行われている旨を述べました。

さらに、「次世代のプレイステーションには注目していましたので、SCEのスタッフとは定期的にやり取りしており、その流れで開発者向けのカンファレンスに誘われたのです。」と話し、自らが意欲的にPS4へ意識を向けていたと明かしました。

また、PS4の開発キットを提供してもらったことで、『Braid』と比べて『The Witness』ではより高度なゲームデザインにチャレンジできることが分かったと語ります。

そして『The Witness』に関しては、「多くの要素がありますが、どれも磨き抜かれています。」と切り出し、ストーリーなどにはさほど興味がないプレイヤーにも完成度の高いパズルゲームとして楽しんでもらえると告げ、本作への自信を伺わせます。しかも、とても深みのあるゲームでたくさんの発見があるとも明言し、奥深さにも期待を持たせてくれます。

熱意や様々な情報を届けてくれる動画となっておりますが、プレイヤーにとって一番嬉しいのは、ジョナサン・ブロウ氏のこの一言かもしれません。

「プレイヤーに有益な体験を提供することです。何よりもそれが大切です。」

利益よりも遊ぶ人のことを重要視する彼が生み出す『The Witness』。完成が待ち遠しい一作になりそうです。



『The Witness』紹介映像もありますので、併せてご覧ください。

《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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