パワーグローブの儚い生涯を追ったドキュメンタリー映画が鋭意制作中

ファミコン世代には懐かしいグローブ型ゲームコントローラー「パワーグローブ(Power Glove)」を題材にしたドキュメンタリー映画が現在鋭意制作中であるという一報が届いています。

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1989年(日本では1990年)発売の「パワーグローブ」
1989年(日本では1990年)発売の「パワーグローブ」 全 1 枚 拡大写真
ファミコン世代には懐かしいグローブ型ゲームコントローラー「パワーグローブ(Power Glove)」を題材にしたドキュメンタリー映画が現在鋭意制作中であるという一報が届いています。

このドキュメンタリー映画『The Power of Glove』は3人の映像クリエイター(Adam Ward、Andrew Austin、Paula Kosowski)によって1年前から制作が始まっていたということですが、まだ現時点では正式な公開日は未定です。

映画の内容は、パワーグローブのデザイナーへのインタビューを柱にパワーグローブの「儚い生涯」を追った年代記となっており、また熱狂的パワーグローブファンたちの興味深いインタビューも収録されているということです。

パワーグローブは、1989年にマテル(Mattel)社によって全米で発売(日本では1990年にパックスコーポレーションが販売)された任天堂ファミリーコンピュータ(Nintendo Entertainment System)用のコントローラーで、アメリカでは映画『The Wizard』(邦題『スウィート・ロード』)のワンシーンに登場したりとそれなりの注目を浴びていたものの、操作の難しさや対応ソフトの開発打ち切りなどのいくつかの理由で、その後数年で販売が終了しています。

しかし「パワーグローブの死」を未だに認めない熱狂的なファンも少なからず存在し、先頃もeBayに出品されて話題を呼んでいます。

映画『The Power of Glove』がいったいどんな内容なのか興味が尽きないところですが、ひとまずYouTubeで公開された公式トレーラー映像をチェックしてみてはいかがでしょうか。

ドキュメンタリー映画『The Power of Glove』公式トレーラー


『パワーグローブ』日本発売時のTVCM

《小寺信夫》

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