Wii Uが100万台突破 ― 発売から33週で達成、普及ペースは緩やか
任天堂が2012年12月8日に発売したWii U、発売から33週目で国内販売数が100万台を突破しました。
任天堂
Wii U
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滑り出し自体は好調だったものの、続いて発売するゲームソフトの開発が遅れ、年明けから新作が途絶えたことで、本体の売上は落ち込んでいました。2013年3月時点で国内販売台数は92万台。
その後、夏先までハードの売上は鈍化していましたが、有力ソフトとして『ピクミン3』と『New スーパールイージU』、Wiiリモコンプラスをセットにしたお買い得パック『Nintendo Land Wiiリモコンプラス セット』、そして「Wii U プレミアムセット(シロ)」を7月13日に発売。Wii U発売から33週目で国内販売台数が100万台を突破しました。
ちなみにWiiは6週、ゲームキューブは15週で100万台を達成しており、Wii Uは過去に発売した据置ハードに比べて普及ペースが非常に緩やかな傾向。Wii Uも新作ソフトが徐々に増えてきましたが、ソフトメーカーから発売されるゲームソフトはマルチプラットフォームでリリースされることが多く、やはりオンリーワンな新作ソフトをどれだけ用意できるかが今後のWii Uで重要。8月以降は完全新作の『The Wonderful 101』、ゲームキューブの名作を美しく蘇らせた『ゼルダの伝説 風のタクトHD』、世界で最も売れた体重計としてギネス記録にもなった『Wii Fit』の続編『Wii Fit U』、そして『Wii Party U』『スーパーマリオ3Dワールド』『マリオカート8』と言った任天堂が得意とする多人数プレイが楽しめるゲームソフトが来年春までに発売される予定となっています。
年末にはPS4やXbox Oneなど、ライバルメーカーが揃って次世代機を投入。1年早く発売したWii Uがどんな展開を見せるか、今後の展開に期待したいですね。
(C)Nintendo
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