『マリオカート』が役立った?10歳の少年が気絶した祖母にかわりハンドルを握る
『マリオカート』が大好きな10歳の少年が、自らの機転で窮地を回避したニュースが海外で話題となっています。
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この少年の名はグリフィンくん。74歳の祖母が運転する車の助手席に座り、4歳の弟と共に親戚の家を訪ねる道中で事件は起きました。今まで話をしていた祖母が突然意識を失ったことに気づいたグリフィンくんは、最初彼女を起こそうと試みました。しかし、それが無理だとわかると、とっさにハンドルをつかんで道路脇の溝に車を誘導したのです。
幸いにも溝の中は泥でいっぱいだったため車はそのまま減速し、無事に停車することができましたが、当時車は100キロ弱のスピードで走行しており、この機転がなければ大きな事故に繋がってしまったかもしれません。グリフィンくんは自らの機転により、自分の命はもちろん祖母や弟も救ったのです。
事件後、報道陣のインタビューに応えた様子が動画で公開されていますが、運転については『マリオカート』を何度もプレイして学んだと笑顔で語っていました。またゴーカートも得意だそうです。
とは言え、今回のケースはかなり特殊です。実際に『マリオカート』で車の運転が学べるかどうかはさて置き、免許を取るまではゲームの中だけで楽しみましょう。
(C) Nintendo
《菜種》
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