『ガイストクラッシャー』をボス戦までプレイ― アクション要素中心のファーストインプレッション
カプコンが12月5日に発売を予定している『ガイストクラッシャー』は、キッズプロジェクトとして発表された作品ということで、「どこまで子供向けなのか」という部分が気になっている人も多いのではないでしょうか。
任天堂
3DS
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結論から言いますと、「子供が楽しめるゲーム」ではなく「子供でも楽しめるゲーム」で、この点は『ロックマンエグゼ』や『流星のロックマン』と同じだと言えるでしょう。ということで、8月2日に行われたアニメ制作記者発表会で秘かに出展されてた試遊のインプレッションをお届けします。
プレイヤーが操るキャラクターは、エネルギー金属「ガイメタル」を加工した「ガイストギア」を武装することにより、金属生命体「ガイスト」と戦う力を得ます。「ガイストギア」の武装は、「メイルフォーム」「ウェポンフォーム」「エクストリームフォーム」の3つのフォームに変形が可能です。
■バランス型「メイルフォーム」
状態:「ガイストギア」を鎧として装備
防御力:高
防御方法:ガード
攻撃力:低
攻撃方法:拳、脚
■攻撃特化型「ウェポンフォーム」
状態:「ガイストギア」を武器として装備
防御力:低
防御方法:ブースト
攻撃力:高
攻撃方法:武器
プレイヤーは、この2つのフォームを状況に応じて切り替える必要があります。
実際にプレイしてみて、「メイルフォーム」で突き進むのが無難ではありますが、やはり火力に欠けるため、「ウェポンフォーム」で行くことに。この時、どうしても避けられない攻撃に対しては、「メイルフォーム」に変形してガード、その後すぐに「ウェポンフォーム」に変形するという戦闘スタイルで進んでいきました。ここで重要になってくるのが、「ウェポンフォーム」時のブーストです。敵の攻撃を避けるのはもちろんのこと、敵との距離を詰めたり、ブーストからの攻撃は非常に重宝します。他のアクションゲームに比べてカメラの位置がキャラクターに近いため、迫力もあり「うまく操っている感」が出ているのもいいですね。
そして、「エクストリームフォーム」は自分自身がガイストに変形するフォームです。ガイストそのものになるため、重量感のある強力な攻撃を繰り出すことができます。この様に3つのフォームに変身できる「ガイストギア」ですが、種類はなんと100種類以上で、「ガイストギア」によりアクションが異なるようです。その辺りの詳細はまだ明らかになっていない為、今後の情報に注目ですね。
そんなガイストギアの入手方法は2種類。1つが、実際の戦闘でガイストを倒し、クラッシュチャンスを発動させることです。クラッシュチャンスボが発動すると、「ガイスト」のコアが出現。制限時間以内にコアをクラッシュすれば、「ガイメタル」を手に入れることが出来ます。もう1つが、3DS本体に装着する「ガイフォンカバー」に玩具として販売される「ガイメタル」を装着させることです。
この様に、単純にアクションゲームとして楽しめる上に、玩具との連動により、面白さの幅が広がる作品がこの『ガイストクラッシャー』のようです。
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《栗本 浩大》
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