【Nintendo Direct】最大3千匹までポケモンを預けられる『ポケモンバンク』 ─ 過去作品から『ポケモン X・Y』への引き継ぎも

任天堂は、9月4日の20時に実施した「Pokemon Direct 2013.9.4」にて、育てたポケモンをネット上に預けられる3DSダウンロードソフト『ポケモンバンク』の詳細を発表しました。

任天堂 3DS
【Nintendo Direct】最大3千匹までポケモンを預けられる『ポケモンバンク』 ─ 過去作品から『ポケモン X・Y』への引き継ぎも
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任天堂は、9月4日の20時に実施した「Pokemon Direct 2013.9.4」にて、育てたポケモンをネット上に預けられる3DSダウンロードソフト『ポケモンバンク』の詳細を発表しました。

「Pokemon Direct 2013.9.4」は、『ポケットモンスター』シリーズの歴史を振り返るところから始まり、通信ケーブルで物理的に繋いで遊んでいた頃から意識していた「ポケモンは閉じてる遊びではない」というシリーズを通して貫いている想いなどが綴られました。

そういった発想から『ポケモンバンク』というタイトルが生み出され、このたびの放送で詳発表となりました。『ポケモンバンク』は、『ポケットモンスター X・Y』をサポートしてくれる、ニンテンドー3DSのダウンロードソフトとなります。

『ポケモンバンク』は、ユーザーが『ポケットモンスター X・Y』で育てたポケモンを、インターネット上にあるボックスに預けたり引き出せるといった機能を備えており、そのストック数は最大で3,000匹分となります(1ボックス30匹×100ボックス)。

『ポケットモンスターX・Y』だけでは、ボックスの上限を超えてポケモンを預けることはことはできません。しかし『ポケモンバンク』があれば、ポケモンをネット上のボックスに預けることで、『ポケットモンスターX・Y』でのボックスに余裕が生まれ、また必要になったらいつでもボックスから引き出すことができます。

『ポケモンバンク』に預けたポケモンたちは、用意されている多彩な検索機能で探し出すこともできるので、たくさん預けていても簡単にお目当てのポケモンを見つけられます。ポケモンのコンプリートを目指す方から、対戦や大会に向けて様々なポケモンを揃えたい方まで、『ポケモンバンク』は幅広く活躍してくれることでしょう。

そして、『ポケモンバンク』と連動するアプリ『ポケムーバー』も、併せて紹介されました。『ポケットモンスター ホワイト・ブラック』『ポケットモンスター ホワイト2・ブラック2』のソフトを3DS本体に差し込んだまま『ポケムーバー』を起動させてネットに繋ぐと、挿入されているソフトで育てたポケモンたちを『ポケモンバンク』のボックスへと転送させることができ、更に『ポケットモンスター X・Y』への転送も可能となります。

つまり『ポケムーバー』を使うことで、『ポケットモンスター ホワイト・ブラック』『ポケットモンスター ホワイト2・ブラック2』で育てたポケモンを、『ポケモンバンク』経由で『ポケットモンスターX・Y』へと連れてくることができるのです。なお『ポケムーバー』は、『ポケモンバンク』をダウンロードすると、追加でダウンロードできるようになります。

気になる配信日ですが、『ポケモンバンク』は2013年の12月25日の配信を予定しています。また使用するには、1年間ごとに500円の利用料金が必要となります。料金設定に関しては、データを預かるサーバーの維持費や、将来発売される『ポケモン』ソフトへの対応などを予定しているためとのことです。ただし、配信日から一定期間は無料で『ポケモンバンク』を使用できます。

「セーブデータにこそ思い出が詰まっている」と放送中に語られたその言葉は、ユーザーにとってもまさしく本音の一端と言えるでしょう。かつて共に戦ったポケモンたちを、新たな冒険の舞台『ポケットモンスター X・Y』で再会させてくれる『ポケモンバンク』は、データだけでなく、大事な相棒と、そして思い出を引き継いでくれるソフトです。

『ポケモンバンク』は2013年12月25日配信予定。価格は1年間につき500円(税込)の利用料金が必要となります。
『ポケットモンスター X・Y』は2013年10月12日発売予定。価格はパッケージ版・ダウンロード版が各4,800円(税込)です。

(C)2013 Pokemon.
(C)1995-2013 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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