【東京ゲームショウ2013】スタイリッシュを飛び越えてもはやアート…『戦国BASARA4』プレイレポート
カプコンより2014年1月23日発売予定のPlayStation3ソフト『戦国BASARA4』のプレイレポートをお届けします。
ソニー
PS3
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まずカプコンの『戦国BASARA4』試遊ブースを見てびっくり。伊達政宗の騎馬像があるではないですか。仙台城にある騎馬像とはちょっと違うような…?(笑) さすがBASARA 政宗、騎馬姿も凛々しいです。
■蹴り技が鮮やか新キャラ「島左近」
本作からの新キャラクター「島左近」を選択してプレイ開始。シナリオは2つありましたが、同じく新キャラクターの井伊直虎が登場する「井伊谷城」のシナリオを選択しました。
スピード感溢れるアクション、爽快なコンボは健在。○ボタン連打で双刀の攻撃から強烈な蹴り技へと発展していきます。双刀と蹴りを切り替えることもできるので、攻撃のスタイルを自在に変化させられるのがポイント。動きは軽めなので初心者でも使いやすいキャラクターに仕上がっています。逆に井伊直虎のモーションは重め。両者ともに見た目とのギャップが激しい印象です。
■戦友は遊ばせておかない!
本作で追加された「戦友」システム。プレイキャラクターのほかに、任意のキャラクターをサポートとして連れていくことが可能です。試遊台では固定で石田三成が参戦。勝手に戦ってくれるかと思いきや、L2ボタンで攻撃指令を出さないと動いてくれず、バサラゲージが溜まらない事態に陥りました。司令官としてサポートキャラクターにしっかり指示を出してあげることで、攻撃やお使いのサポートなど、色々な使い方ができそう。戦友は遊ばせておいてはいけません。
■あえて墨絵で表現した大技
戦友をまく使ってようやく両者のバサラゲージがMAXに。ここでL2+○ボタンで戦友との合体攻撃「戯画バサラ技」が発動しました。通常のバサラ技との違いはそのエフェクト。大胆にも墨絵のような世界になり、派手な演出ののち、最後は美しい一枚絵が完成しました。ここであえてモノクロの墨絵になるのは予想外。派手な画面ではありませんが、それでも圧倒的な世界観で大技らしい重厚感が表現されています。もはやアート。
■コンボに最適な「粋の至り」
さらに追加された「粋の至り」を体感。キャラクターアイコンの周囲にあるゲージが「粋」ゲージで、これがMAXになったらL1+R1で発動します。周囲がスローになるだけでなく、連続ヒット数のカウントが継続されるのが嬉しいところ。発動中にバサラ技をプラスすることも可能です。
「粋の至り」と「戯画バサラ技」の追加によってアクションの幅より一層深まってたという印象。プレイヤーは使いどころをうまく見極める必要がありそうですが、難しい操作ではないので、好きな時、好きなタイミングでキャラクターの動きを見て楽しむのも一興かもしれません。追加要素が増えると操作が複雑になってしまい、新規ユーザーが入りづらい…なんて話はよくありますが、本シリーズではそのような杞憂はなく、誰でも爽快なプレイを楽しむことができそうです。
『戦国BASARA4』は、2014年1月23日発売予定。価格は通常版が6,990円(税込)、豪華版「百花繚乱魂手箱」が8,790円(税込)です。
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