ニンテンドーDSのソフトが、Wii UのVCとしてリリース ─ Game Padの高速起動メニューの発表も
任天堂は、本日実施した経営方針説明会にて、ニンテンドーDSのソフトをWii Uのバーチャルコンソールとしてリリースするとの発表を行いました。
任天堂
Wii U
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このたび判明したDSタイトルのバーチャルコンソール化は、Wii Uの大きな特徴であるGame Padを活かすという観点にて、昨年から研究・開発が行われてきましたが、リリースするための技術的な目処がついたため、公表されました。
2画面とタッチスクリーンを特徴とするDSは、その直感的な操作方法や幅広い購買層へのアピールが反響を呼び、普段ゲームをしない消費者への普及にも成功。数多くのユーザーを生み出し、非常に豊富なソフトウェアラインナップがリリースされており、今も広く愛されているハードです。
今回の発表は、技術的な報告だけでなく、「今後のバーチャルコンソールのラインナップには、ニンテンドーDSのタイトルも順次加えていく予定です」と明示しており、多彩なソフト群が今後Wii Uへと提供されていくことがはっきりしました。
またGame Padの存在意義を高める方向性として、DSのバーチャルコンソールリリースだけでなく、直近に使ったいくつかのソフトの中から、本体メニューを介することなくソフトを起動できるようにする高速起動メニューの実現も発表しました。この機能が実現した曉には、「Wii Uでゲームを起動していただくのに必要な時間は、体感として半分以下にすることができます」と述べており、ゲームへのより気軽なアクセスを可能にするとのことです。
このほかにも、Game Padだからこそ実現できるソフトの提案や、NFCリーダーライター機能の活用なども語っており、Wii Uの特徴に対し更なる強化を行う方針を明らかとした形となりました。
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