任天堂、プレイデータからゲームの改善に乗り出す 『ヨッシー New アイランド』で

米Kotakuが報じたところによれば、任天堂はニンテンドー3DSで発売予定の『ヨッシー New アイランド』で、ユーザーのプレイデータを収集し、今後のゲーム開発の改善を行っていくようです。

任天堂 3DS
Kotakuが報じたところによれば、任天堂はニンテンドー3DSで発売予定の『ヨッシー New アイランド』で、ユーザーのプレイデータを収集し、今後のゲーム開発の改善を行っていくようです。ゲームの冒頭で、同意を求める画面が表示されたと紹介されています。

「任天堂とゲームプレイデータを共有しますか? 私達はこれを用いて将来のゲーム開発に役立てようとしています」と画面では表示されているとのこと。同様の試みは他社ではここ数年、かなり活発に行われてきたものですが、職人芸的なゲーム作りで高い評価を受けている任天堂までが乗り出すということで「世界は変わった!」とKotakuは書いています。

実際にどのようなデータが収集するのかは不明。また、基本的にはオフラインゲームであるため、どのようなタイミングでデータが送信されるのかなどは不明です。

データ解析に基づくゲーム改善といえばソーシャルゲームが頭に浮かびますが、家庭用ゲームでも海外を中心に盛んに行われています。やや古いですが『デッドスペース2』のマルチプレイヤーの改善事例を過去にレポートしていますゲームを面白くするためのデータ解析・・・『Dead Space 2』の実例

『ヨッシー New アイランド』は米国では3月14日、日本国内では夏の発売予定です。

《土本学》

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