愛と喪失、献身の物語 ─ 『The Last of Us』追加ストーリーDLCの制作コンセプトを公開
全世界累計販売本数が600万本を突破し、数多くリリースされたPS3ソフトの中でもひと際輝く一本となった『The Last of Us』。全米脚本家組合賞におけるビデオゲーム部門大賞の獲得など、本作の魅力がゲーム業界だけでなく、幅広い舞台で認められました。
ソニー
PS3
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新規IPでありながら、これだけの支持と人気を得たのは、もちろん作品そのものの完成度の高さと、ゲームデザインの素晴らしさに他なりません。ですが、それだけのものを作り上げるには、想像を絶するような苦労や困難も多々あったことでしょう。
本作がどのように作られたのか、その一端を明かすメイキング映像を以前紹介させていただきましたが、世界中に認められた『The Last of Us』には、重要な登場人物である「エリー」の前日譚を描く追加ストーリーDLC「Left Behind -残されたもの-」があり、その制作コンセプトを収めた映像がこのたび発表されました。
本編である『The Last of Us』に関して、開発陣は手応えを覚えていましたが、「僕らは気に入っていたが、ユーザーからの反応が心配だった」とこぼしており、リリースされるまではやはり不安が付きまとっていたようです。しかし、多くのユーザーが楽しんだ結果を知り、「最高に興奮したよ。ただ支持されただけじゃない。設定や物語の細部まで味わってくれた」と喜び、「開発者としてなにより、プレイヤーの心を動かせたのが嬉しい。これからも信じた道を進む自信がついた」と述べています。
その「自信」が、「Left Behind -残されたもの-」へと繋がったのでしょう。この新たなる、そして過去を描く追加DLCに関して、「ストーリーは、かなり早くから良いものができてた」としながらも、開発チームにどう切り出すかが問題だったとも明かしています。「3年半も死力を尽くした後だ」との言葉を考えれば、無理のない話と言えますね。
こうして作り上げられた「Left Behind -残されたもの-」が、どのような仕上がりを迎えたのか、既に遊んだ方には説明の必要もないことでしょう。高まる期待を上回る追加DLCがいかにして作られたのか、その詳細はこちらの映像でお確かめください。
YouTube 動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=ROV-Wa5Lt44
「共通したテーマは、愛と喪失だ。献身もあるかな」とも語られた『The Last of Us』と「Left Behind -残されたもの-」。大切な人を守るため何ができるかを問うこの物語を、未体験の人は今からでも、既に体験済みの方もまた改めて、味わってみてはいかがでしょうか。
『The Last of Us』は好評発売中。 価格は5,695円(税抜)、DL版が4,900円(税抜)です。追加DLC「Left Behind -残されたもの-」は、1,500円(税抜)です。
(C)2013 Sony Computer Entertainment America LLC. Created and developed by Naughty Dog, Inc.
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