ファミコンやゲームボーイといったレトロハードの8bit音源を生かしたチップチューンミュージック。その独特な音色はゲームの世界のみならず、世界中のアーティストたちの手によってアレンジされ、広められてきました。昨今、欧州では新しい音楽トレンドとして飛躍的な成長を見せているものですが、そうしたチップチューン音楽の世界を探るドキュメンタリー映像「Europe in 8 bit」が製作されました。
公開された映像は映像本編のオープニングシーンにあたるもので、チップチューン音楽を使用したCGアニメーションとなっています。工場で生産され、販売されるゲームボーイ。少年の手に渡って夢を与え続けるも、やがて飽きられ、捨てられてしまいます。山のように積み重ねられたレトロハードに差し伸べられるロボットアーム。引き上げられ、修理されたゲームボーイは、立派な楽器として再生を果たし、成長した少年に再び喜びを与えます。
Europe in 8 Bits - Trailer from Javier Polo on Vimeo.
「Europe in 8 bit」は48時間2.95ドルでレンタル可能。映像は76分。日本語化はされていませんが、リージョンフリーとなっていますので、興味のある方は見てみるのも面白いかもしれません。