先日のE3に合わせて放送されたNintendo Digital Eventで発表された『毛糸のヨッシー』は、『毛糸のカービィ』に続く毛糸シリーズの第二弾です。協力プレイも可能なアクションゲームで、ふわふわとした温かみのある世界をヨッシーが冒険していきます。
今回の動画の中では、ゲームを実際に遊びつつ、ゲームのシステムや制作について、どのような過程を経てヨッシーのデザインが決まったのかなどを語っています。
作中に登場する「ワンダーウール」と呼ばれる隠しアイテムは、各コースの中に3つ隠されています。現在はその詳細について話せないそうですが、ヨッシーらしいアイデアでまとめられている収集要素になるそうです。
また、動画中で遊んでいるコースは『New スーパーマリオブラザーズ』のレベルデザイナーが制作に関わっているとも話しています。制作はグッド・フィールだけにまかせているのではなく、任天堂と互いに協力してステージを作っています。
そして、ヨッシーのデザインはかなり試行錯誤して作られたようです。はじめはビーズやスパンコールでできたヨッシーなど、さまざまな手芸用品で姿が考えられていました。更に、毛糸で作られることが決定しても、はじめは線を縁取りしているだけでした。ヨッシーのデザインは複雑なのでそうしたとのことですが、結果的にボリュームのある編みぐるみのヨッシーが最も効果的ではないかと考えなおしたとのことです。
放送中には「ヨッシーのボイスはかわいらしいが、誰があてたのか?」と手塚氏に質問がされましたが、こちらはなんと男性の開発スタッフが担当したと答えています。その方はふつうの男の人で、声をかわいらしく加工してヨッシーのボイスにしているのです。
最後に、手塚氏から視聴者へのメッセージが公開されています。氏は本作をふたりで遊ぶのが最も気に入っているそうで、あまり上手でないプレイヤーも協力プレイで楽しめることがウリだと語っています。また、協力するだけでなく互いに邪魔し合うことも面白いとのことで、ほんわかと毛糸の世界を楽しめる一作になっていそうです。
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『毛糸のヨッシー』は2015年上半期に発売予定で、価格は未定です。
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