任天堂宮本氏、『ピクミン3』で左利きユーザーに配慮するパッチを検討
任天堂宮本氏が、『ピクミン3』で左利きユーザーに配慮するパッチを検討するという発言を行っています。
任天堂
Wii U

これまでの多くの任天堂ゲームは左利きでもプレイしやすいスタイルでしたが、Wii Uやニンテンドー3DSのゲームでは、一部オプションでの切り替えが可能なものもありますが、右手での操作を前提に考えられているシステムが多く存在します。
そこで海外メディアKotakuがE3期間中に、任天堂宮本氏とのインタビューの中でその件に触れ、『ピクミン3』のGamePadを使った新しい操作方法が左利きにとって非常にプレイしづらいことを説明。 それを聞いた宮本氏は開発チームにその意見を伝え、パッチを出すことを検討すると答えたということです。
またその会話の中で宮本氏は、自身も不完全ではあるものの左利きで、何かを書いたりするときは左手、物を投げたりゲームをプレイするときは右手で行うと明かしています。
WiiとそのコントローラーであるWiiリモコンとヌンチャク開発中に、宮本氏は当初、自分は右手でヌンチャク、左手にWiiリモコンを持ってプレイしようと思ったものの、実際にはヌンチャクを左手に持って左手の親指でコントロールスティックを動かした方がやりやすいと感じたそうで、それはすでに身体がそういった操作を覚えこんでいるからかもしれないと語っています。
実際に『ピクミン3』に左利きパッチが適応されるかは任天堂社内での検討結果次第になりますが、もし実現されれば多くの左利きユーザーがより楽しく遊べるゲームになりそうです。
《菜種》
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