プロデューサー辻本氏による『MH4G』新情報、アクションからシステム面まで多彩に紹介

カプコンは、7月11日に実施した「カプコンTV」にて、ニンテンドー3DSソフト『モンスターハンター4G』の最新情報を公開しました。

任天堂 3DS
メインビジュアルも完成
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カプコンは、7月11日に実施した「カプコンTV」にて、ニンテンドー3DSソフト『モンスターハンター4G』の最新情報を公開しました。

同日行われたNintendo Directにて発売日が発表された『モンスターハンター4G』。ジャンプ攻撃の更なる進化が楽しめる本作は、ゲーム内容はもちろんのこと、その楽しさもまさにG級と呼ぶに相応しい一作となっています。

アメリカザリガニの平井善之さんがMCを務め、アシスタントの池田ショコラさんと共にお送りした今回の「カプコンTV」に、本作のプロデューサー・辻本良三氏とディレクター・藤岡要氏が登場。様々な新情報を、ゲームプレイと共に公開してくれました。

まずは本作のメインビジュアルがお披露目に。襲い来るモンスターに向かって敢然と立ち向かうハンターの勇姿が描かれており、躍動感と緊張感に満ちた空気が見ているだけで伝わってきます。近所のお店に貼られる日が今から楽しみです。

そして本作をプレイしながらの解説では、『MH4G』の新要素を次々と公開。旧砂漠と呼ばれるステージでは高台などが多く取り入れられており、ジャンプできるポイントを多数用意。空中からの攻撃を積極的に狙っていけそうな構造になっています。また砂漠の一部には、足を取られてしまう流砂などもあるので、戦う際は足元にも充分ご注意を。

この他にも、砂漠にあるヤシの木に登れるといったユニークなアクションの数々も披露。特に大きな見どころとも言えるのが、仲間からの攻撃でかち上げられた後、そのまま空中でジャンプ攻撃に派生できる点でしょう。この変化により、仲間からのかち上げを攻撃手段のひとつとして考えることも可能になります。

また、ジャンプ中の仲間をかち上げることで、更に高い打点でジャンプ攻撃を繰り出すといったアクロバティックなこともできるので、このユニークな戦略をうまく使いこなし、モンスターとの戦いを有利に展開しましょう。ちなみに仲間からのかち上げはパーティプレイならではと言えますが、トレンドスキル「ジャンプ」を持つオトモアイルーがいれば、彼を踏み台にして飛ぶことも可能なので、シングルプレイの方はオトモアイルーとのコンビネーションを磨きましょう。

もちろん、大きな変化はこれだけではありません。これまでのチャージアックスは、貯めたゲージを使用して大ダメージを与えるという、比較的短いサイクルを繰り返す面もあった武器でしたが、本作では「属性強化状態」へと移行することで、攻撃面および防御面を強化したままの継続的な戦闘が可能になります。加えて、属性強化状態に高出力属性解放斬りを行うことで、さらに強力な「超高出力属性解放斬り」が発動するため、いざという時は切り札としての活用もできます。選択の幅が更に広がるチャージアックス、どのように使うかはあなた次第です。

アイテム面では、新たに「応急耳栓」が登場。「咆吼やられを一度だけ防ぐことができる、使い捨ての耳栓。壊れやすいけど、コンパクト!」との説明文にもある通り、モンスターの咆吼を無効化してくれる嬉しいアイテムです。ただし、予め使用しておく必要があり、持っているだけでは効果を発揮しません。

そしてシステム面では、爆弾を設置した際や体力が尽きた時などに、自動的に定型文を発言するオートチャット機能が判明。戦闘中はチャットをする余裕がない時もあるので、この機能を嬉しく思うユーザーも少なくないでしょう。もちろん定型文は編集が可能なので、自分らしい一言を設定できます。なお、このオートチャット機能はOFFにすることもできるので、お好みに合わせて選択をどうぞ。

約80分となった番組の中だけでも、多彩な情報が数多く飛び出した『モンスターハンター4G』。7月12日にベルサール秋葉原で開催された「狩ーリバル」で実際に体験した方も多いことと思います。今度はどのような新情報で、待ち焦がれるユーザーを驚かせてくれるのでしょうか。本作の更なる動向に注目が集まります。

『モンスターハンター4G』は10月11日発売予定で、パッケージ版が5,800円(税抜)、ダウンロード版が5,546円(税抜)です。

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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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