米国任天堂社長、次世代ハードはWii Uに開発者が満足できなくなってから

「新ハードを出した直後から、次の研究は始まる」と任天堂は常々コメントしていますが、先日、米国子会社・任天堂テクノロジーデベロップメントが掲載した求人には次のゲーム機を強く示唆する内容が記載され、注目を集めました。

任天堂 Wii U
「新ハードを出した直後から、次の研究は始まる」と任天堂は常々コメントしていますが、先日、米国子会社・任天堂テクノロジーデベロップメントが掲載した求人には次のゲーム機を強く示唆する内容が記載され、注目を集めました。

配属先は、ワシントン州レドモンドにある任天堂テクノロジーデベロップメントのシステム・オン・チップ(SoC)のアーキテクトグループ。同グループはゲーム機のSoCなどのアーキテクチャーを担当するグループで、外部ベンダー等と協業し現在出回っているソリューションの評価、パフォーマンスの検証、GPUの市場動向に基づく将来のハードウェアに向けた導入戦略の立案、グローバルの任天堂の中でグラフィック・アーキテクチャ・エヴァンジェリストとしての活動、等が求められるとのこと。
http://www.inside-games.jp/article/2014/10/22/81756.html


Wii Uが発売されてからちょうど2年、ニンテンドー3DSが発売されてから3年半。次世代のゲーム機はどのような姿になるのでしょうか? 米国のテック系メディアRe/Codeが米国任天堂のReggie Fils-Aime社長に尋ねています。

ハードが発売された直後から私達は次を考え始めます。これは現在進行形です。しかし最終的に動くのは、今のプラットフォームがゲーム開発者にとって満足の行く環境ではなくなってからです。Wii Uはまだそこに達してはいません。今年のE3で宮本氏はWii Uの様々なイノベーションを見せました。また新しい『ゼルダの伝説』も序章を見せたに過ぎません。他にもまだまだ作っているものがあります。しかし常に次の事は考えています。


スマートフォンに代表される汎用デバイスの普及で、ゲーム専門機の将来が危ぶまれる昨今ですが、任天堂が次に何を模索しているのか興味がそそられます。

《土本学》

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