先日のNintendo Directは皆さんご覧になられたでしょうか。『ムジュラの仮面 3D』の発表や、『ゼノブレX』発売時期決定、待望の『スプラトゥーン』続報などなど……今回も盛りだくさんの内容でした。その中でも、筆者が一番気になったのは何と言っても『マリオカート8』の追加購入コンテンツ。リンクがバイクに跨っていたり、『ゼルダ』の世界観を凝縮した「ハイラル」をテーマにしたコースの追加もさることながら、やはり一番注目したいのは「ミュートシティ」をはじめとした『F-ZERO』コラボ、でしょう!ですよね!?
『ゼルダ』に『F-ZERO』とレースゲームにおける『スマブラ』のようなお祭り感が出てきましたね。さらには新しいカートとしてキャプテン・ファルコンの愛機たる「ブルーファルコン」まで参戦してしまうというのだから興奮が収まりません。「反重力」がテーマの『マリオカート8』に、反重力走行のF-ZEROマシンが参戦するというのは、実にしっくり来るものがあります。正にホームグラウンド、もといホームサーキットも同然ですね。その辺りの原作設定も性能にも生かされているようで『F-ZERO』ファンにはたまらない今回のコラボ。過去、『F-ZERO X』でのレインボーロードや『マリオカートWii』でのブルーファルコン登場など『マリオカート』と『F-ZERO』のコラボは割とあったのですがどれもあくまでオマケ程度、ここまで本格的なコラボが実装されるの初の事となります。
そんなことより『F-ZERO』新作やりたいんだ、と思っていたそこのアナタ!そうアナタです。キモチはよーくわかります。わかるのですが、まずは。プレイ経験がないなら、まず『マリオカート8』を是非一度遊んでみてください。『F-ZERO』の魂を何処かに感じることができるはずです。そして、遊んだことがあるというアナタ。今回の『F-ZERO』コラボ、久しぶりの祭りです。『Nintendo Land』以来です。大いに楽しもうじゃありませんか。『F-ZERO』ファンがまだまだ元気だということを示しましょうよ!
……というわけで本日は『F-ZERO』……ではなく『マリオカート』アイテムのご紹介。「発掘!ゲーム玩具レビュー」第5弾と致しまして「マリオカートDS レーシングコレクション2」をレビューしていきたいかと思います。こちらタカラトミーアーツより発売されていた1回200円(税込)のガチャガチャ商品。2007年3月に発売されたとあって、今から7年以上前のアイテムではありますが、なんせ『マリオカート』自体が冒頭に語ってしまった通りまだまだアツいコンテンツですので、玩具としても色褪せを感じません。
造形は、現代のレベルから比べるとやはり少々甘い所があるのは否めません。カートの大部分は共通パーツですし、ところどころ塗装が厚ぼったくダルっとした箇所もあります。が、それでも、ガチャガチャサイズとしては単体のフィギュアとして十分なクオリティを魅せてくれています。カートは共通パーツという利点を活かしてキャラクター部分は完全に独立しており、ハンドルの持ち手に至るまできちっと別パーツ化されています。マリオの帽子の「M」マークや、ワリオの手袋の「W」マークなどはくっきりと印刷で再現されており、塗装で潰れているといった様子もなく、十分鑑賞にも耐えうるアイテムとなっています。
ですが、飾っておくだけではやはりもったいない。「レーシングコレクション」シリーズは御存知の通り「プルバックカー」としても遊べるのです。本体を持ってバックすればカリカリっと小気味良い音を立ててゼンマイが巻かれていきます。ゴム製タイヤのグリップによりしっかりと路面を捉えるので軽い力で引いてやるだけでOK。手を離すと勢い良く走り出します。もちろん、複数個持ち寄ればレース遊びだってできちゃいます。性能は共通パーツ部分もあり、それぞれ一緒ですが『マリオカートDS』のころのカートですのでそれは致し方のない所。
ラインナップはマリオ、ルイージ、クッパ、ワリオ、ヨッシー、ドンキーの6種類展開。何が出るかはガチャガチャを回してみるまでのお楽しみです。筆者はワリオとヨッシーをゲットすることができました。うん、なんか……うん。
というわけで「マリオカートDS レーシングコレクション2」でした。7年前の商品ですので、さすがに同じものは入手困難かと思いますが、現在「レーシングコレクシン」シリーズでは、ニンテンドー3DSソフト『マリオカート7』およびWii Uソフト『マリオカート8』の最新アイテムも展開されているので、そちらも是非チェックしてみてください。
(C)2005 Nintendo Licensed By Nintendo
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■筆者紹介:ひびき
ゲームやアニメが大好きな駆け出しライター。
「ファルコン伝説」は名作でした。
「星のカービィ」を含め、あの辺りの
任天堂アニメはぶっ飛んだモノが多いですが
心を打つ話が多いのもまた事実。
3DSあたりで配信とか、ないかなー。
Twitter:@hibiki_magurepo