冒険心をかき立てる広大なマップや手に汗握る戦闘、独特の設定と魅力的なキャラクターが織りなす物語など、多彩な魅力に溢れた『ゼノブレイド』をリリースしたモノリスソフト。多くのユーザーを虜とし、またWiiを代表する名作RPGのひとつとして挙げられるほどの高評価を獲得しました。
そんなモノリスソフトの最新作となる『ゼノブレイドクロス』の総監督を務める高橋哲哉氏が、公式Twitterにて本作に関わるスタッフや最新情報を公開しました。
前回は、シナリオライターやサウンド、キャラクターデザインの担当する方々が明かされましたが、今回は「攻殻機動隊ARISE」のメカニックデザインなどの代表作を持つ柳瀬敬之氏と、『ゼノサーガ』シリーズなどでもお馴染みの麦谷興一氏が紹介されました。
「ガンダムOO」でも知られている柳瀬氏は、「本作のドールのコンセプトが、同一の可変フレームを使った複数のビークル形態への変形であったので、それを実現出来る方」という観点から声をかけたとのこと。また麦谷氏には、「本作における“とある勢力”(?)のデザインラインが、日本広しといえども彼にしかデザイン出来ないもの」だったため、力を借りたそうです。
どのようなデザインが飛び出すのかも気になりますが、“とある勢力”というワードにも興味が惹かれます。詳細に関してはまだ明かされていないので、公開される日が今から待ち遠しいばかりです。
また今回は、本作に登場する「ドール」に関しての言及も行われました。ドールの身長は9~10メートルほどで、ゲームをプレイする上で最適値としてこの数字が弾き出したと述べています。
[高橋]ドールの身長は大体人の5倍、9~10メートルになります。これはキャラクターとロボットが混在した状態でのマップ探索やバトルを行う際の最適値として算出した値です。
XenobladeX ゼノブレイドクロス (@XenobladeJP) 2014, 12月 4
ドールがこれ以上大きくなるとマップのサイズも肥大し、キャラで探索する際に間延してしまうのを避けるためとのことです。
なお本作に対して高橋氏は、「モノリスが設立されて15年、本作においてようやく僕の中での課題であったキャラとロボットが混在しても成立するRPGを実現出来たと思っています」と明かしており、積年の想いと本作への自信を露わとしました。期待がいっそう募るばかりです。
Wii Uソフト『ゼノブレイドクロス』は、2015年春発売予定。価格は未定です。
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