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広大な自然や名所を巡る「旅ゲー」として多くのユーザーの記憶に刻まれている『風雨来記』シリーズの最新作が、PS Vitaで更に美しいグラフィックを実現して登場します。
本作の舞台はシリーズ1作目でも訪れた北海道ですが、範囲は大きく拡がり北海道全域へ。また既に発売済みのPC版『風雨来記3』からも更なるパワーアップを遂げており、新ヒロインをはじめとする追加要素も搭載され、ファンの期待に応える一作としてその姿を現します。
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そんな最新作の本質に迫る最新情報が、このたび明らかとなりました。主人公は、自転車で旅人をする通称「チャリダー」や、圧巻の路上ライブを披露する「ギターおっちゃん」、北海道の牧場で働いている東京出身の青年など、旅を通じて数多くの出会いを果たします。
もちろん、魅力溢れるヒロインとの交流も見逃せません。そんな彼女らとの出会いから着想を得て作成する記事の一部や新ヒロインに関する情報など、多彩な続報が到着しているので、しっかりチェックしておきましょう。
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主人公は、旅の道中、それぞれの目的で北海道を旅するヒロインと出会うことがあります。彼女たちとの出来事や交流から着想を得て、投稿する記事を作成できます。
■逢沢なぎさ(CV:彩瀬 ゆりさん)
主人公がフェリーの上で出会った女性。さばさばした性格で、主人公と「旅」について似た価値観をもつ。北海道の最南端から最北端の岬を巡る旅をしている。愛車は1300ccの大型バイク。
■水科小夜(CV:英 みらいさん)
湖畔で出会った少女。オルゴールに刻まれた曲のことを知るため、幼い頃の写真を手がかりに北海道を巡っている。人見知りの彼女を助けるために、主人公が一肌脱ぐことになる。
■富村泉(CV:横尾 恵さん)
とある温泉で出会った少女。湯の里巡りが趣味で、温泉に関する知識が豊富。携帯電話の使い方を知らないなど、どこか浮世離れした雰囲気を持つ。
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海沿いのスポットでのなぎさとの再会。なぎさは北海道の最南端から最北端である宗谷岬を目指し、勝手気ままな一人旅を楽しんでいる。なぎさは岬巡りをしているので、近場の海沿いを探せばまた出会うこともできる。
■2日目:海岸にて(作成記事)
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今日は海沿いの街に行ってきました。そこで大きなサプライズが。フェリーの中で出会った女性に再会したのです。
その人は、なんと女性の一人旅! しかも俺と同じようにバイクです。北海道最南端から、最北端である宗谷岬を目指しているとのことです。
この女性旅人は、俺がはっとするくらいしっかりした旅哲学を持っていらっしゃるので、たぶん大丈夫だとは思いますが、なにせ何が起こるかわからないのも旅です。
道中、無事であるように、そして、いい旅になるように影ながら応援したいと思います。
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とある湖畔での小夜との出会い。小夜は幼少期の北海道旅行で手に入れたオルゴールに刻まれている曲のことを知るために北海道へ来ている。北海道旅行の際に、写真を撮影した場所を手がかりに巡っている。
■1日目:少女とオルゴール(作成記事)
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ふと立ち寄った静かな湖畔。
行方知れずになった人を待ち続けて……という伝説がここには残っているそうです。そんな湖のほとりを散歩していると、一人の女の子と出会いました。ベンチに座ったその子は、オルゴールの音に耳を傾けていました。
話を聞くと、北海道を旅行したときの写真を手がかりにして、オルゴールをどこで手に入れたのかを探しているとのこと。
写真には両親も一緒に写っていましたが、どういった事情なのか……その少女の探し物が見つかるように……
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道南に湧く秘湯での泉との出会い。泉はバスタオル一枚という大胆な格好で登場する。湯の里巡りをしている泉とは、各地の温泉で出会うことができる。道内には名湯がたくさんあるので、探すのは一苦労だ。
■3日目:温泉マニアの女の子と出会った!(作成記事)
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今日は道南の野湯に行ってきました。その温泉ですごい女の子と知り合いました。その子の何がすごいって温泉に対する造詣です。いわく、温泉は、一日一秒たりとも、同じお湯にはならない。それがお湯質。そのお湯質は、その日の天気や温度、前の人が入った汗や脂などでも変化していく。もちろん一緒に入っている人間によっても変わっていく。
恥ずかしながら、俺は今までそんな考えを持ったことはありませんでした。その子はさらに続けました。
「今この瞬間に入れるお湯は、まさにこの時しかない」
これは、旅と同じ一期一会ですね。それを聞いて、俺は改めて、この旅でその瞬間瞬間に出会える景色や人たちとの縁を大切にしていきたいと思いました。
■雪代明里(CV:ゆうき みおさん)
「はい、スケッチに出かける日はいつも楽しみでうきうきですよ」
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後志地方の景勝地で出会った少女。風景のスケッチを描くことが趣味で、そのために車で4~5時間ほどの遠出もする。
今回は冬の北海道を舞台とした旅も追加されます。今までの『風雨来記』シリーズにはない、冬ならではの雪景色をお楽しみいただけます。
■冬の北海道
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再び北の大地へと立つ主人公。しかし、休みを取っての旅ではない。鋭明展の記事が好評だったため、主催者から追加のコラムを書く話を貰ったのだ。冬の北海道を舞台に、新たな旅が始まる。
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取材の為に訪れた札幌。昼と夜、両方の大都会を探訪できる。
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冬の北海道は一面銀色の雪景色。夏のようにバイクで移動はできない。列車を利用するシーンもある。
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『風雨来記3』は、2015年2月19日発売予定。価格は、パッケージ版が6,264円(税込)、DL版が5,143円(税込)です。
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