家庭用版『ワンダーフリック』が2015年に延期か、公式サイトの表記が変更される
レベルファイブは、『ワンダーフリックR』の公式サイトに記載されていた、Wii U/PS4/PS3/PS Vita/Xbox One版の配信時期を2014年から2015年に変更しました。
任天堂
Wii U
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昨年の8月26日に実施した新作発表会にて、日野氏がプロデューサーとディレクターを担当する完全新作のRPGとしてお披露目された『ワンダーフリック』。自分好みにクリエイトしたキャラクターで本格的な冒険を楽しむことができると、当時から大きな注目を浴びていました。
また、iOS/Android/Wii U/PS Vita/PS3/PS4/Xbox Oneという全7機種への対応予定も明かしており、その幅広い展開に関心を寄せていた方も多くいました。そんな期待に満ちた本作は、2013年11月11日にiOS/Android版の事前登録の受付を開始。そしてiOS版のサービスインを11月25日に行うとしていましたが、品質向上のため11月30日に延期しました。
この延期による関心の低下を重く見てか、大きな冒険のはじまりとなる物語への導入を楽しめるiOS版『ワンダーフリック 大冒険プロローグ』が、11月25日より配信を開始しました。一部とはいえ『ワンダーフリック』の世界を楽しめるとユーザーは喜び、配信開始21時間で10万ダウンロードを達成。しかし一部モードでの不具合などが発覚し、順調なスタートとは言えない幕開けを迎えました。
その後、正式なiOS版およびAndroid版が配信され、約7ヶ月には累計で200万ダウンロードを記録。当初の躓きで損なっていた評判も少しずつ取り戻していきます。更に2014年8月には大型アップデートを実施し、タイトルも『ワンダーフリックR』に。マイホームを建てられる「ハウジング」や装備外見を変更できる「不思議炉」など、魅力的な要素が続々と追加されました。
徐々に軌道を修正しつつある『ワンダーフリックR』ですが、当初から本作に注視してきた方にとっては、Wii U/PS Vita/PS3/PS4/Xbox Oneへの展開も気になるところでしょう。これまで公式サイトには、この5機種へのサービスを2014年内に開始すると表記していました。しかし現時点の公式サイトには「2015年予定」と記されており、予定が変更されたことが見てとれます。
2014年も終わりへと近づいており、配信の延期を予感していた方もいることと思いますが、それが明らかになってしまうのはやはり残念なもの。よりより形でリリースされることを願いながら、Wii U/PS Vita/PS3/PS4/Xbox Oneへの2015年の配信を楽しみに待ちましょう。
iOS/Androidアプリ『ワンダーフリックR』は、好評配信中。価格は、基本無料のアイテム課金制です。
Wii U/PS4/PS3/PS Vita/Xbox One版は、2015年配信開始予定です。
(C)LEVEL-5 Inc
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